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【後編】「おうち英語」を実践する辻めぐみさんに聞く! 英語をやるからこそ意識したい「日本語とのバランス」とは?

この記事では、前編・後編にわたるインタビューで、「おうち英語」のノウハウや魅力について辻めぐみさんにお話を伺っています。

▽前編はこちら!

後編では「読書」「日本語とのバランス」に注目しながら、おうち英語の魅力をさらに詳しくお伝えしていきます。

日本語の読書も英語につながる?

――辻さんの実践されている「おうち英語」では、日本語の本と英語の本、両方を読まれるそうですね。お子さんはどちらのほうがより好きなのか、気になります。

我が家では日本語重視のバランスでやっているので、やっぱり日本語です。

でも、日本語の読み聞かせを通して得るものは、英語の絵本の読み聞かせやその後の自力読みにも結果的に生きてきます。

日本語の絵本を日々読み聞かせしていると、自然と、絵から読み取る力や意味を推察・推論する力がついていきますよね。それらは言語に関係なく、英語の本を読むときにも役立ちます。

――そうなんですね。ちなみに、辻さんが考える「読書でしか得られない力」は何だと思いますか?

子どもが自分でも本を読む段階になってからは「内省がしやすい」ことが挙げられると思います。

自分ひとりで没頭して読むので、読みながら、あるいは読んだ後に、自分と向き合う瞬間が多いですよね。

私自身も本が好きなんですけれど、「実体験をたくさんしないと、読書体験も深くならない」と思っています。 見たことのない地形や、体験したことのないものは、やっぱり文章で読んでもイメージが湧きづらく、なかなか膨らまないんですよね。

実体験をたくさん積んだり、色々な人と会話したりすることを大事にしてはいますが、人とやり取りしている間は、自分のことを考える暇がなくなりがちです。

だからこそ、読書を通じて自分と深く向き合えるという良さはとても大きいと思います。

――なるほど! 読書は、さまざまな人と関わる体験と、自分と向き合う時間とのバランスを保ってくれる役割もあるんですね。


本の調達にかかる労力が半分に!? ヨンデミーオンラインを使ってみて

――さて、辻さんには読書教育の習い事「ヨンデミーオンライン」を1か月間ご体験いただきました。

読書教育の習い事「ヨンデミーオンライン」
📚AIヨンデミー先生が読む力や好みを分析して、お子さんにぴったりな本をおすすめ
📚年齢や学年にとらわれず、一人ひとりが楽しく読書習慣をつけられるようにサポート!
📚毎日のレッスンや感想提出で本の楽しみ方が広がります

――もしヨンデミーオンラインを誰かにおすすめするとしたら、どんな方におすすめしたいですか?

「どんな本を選んだらいいかわからない」「本を調べる時間がない」という方にはおすすめです。

おうち英語をしている家庭では、日本語の本だけではなく英語の本も、子どもに合うものを探して調達していることがあります。そうなると、一般的なご家庭に比べて、本の調達にかかる労力って2倍になるんです。

そんな中で、日本語の本の選書をヨンデミーに手伝ってもらえるのはすごく助かるなと思います。洋書版のヨンデミーも欲しいですね。

――洋書版ヨンデミー! それ、いいですね!

「レベルが同じぐらいの本が見つからない」「読み続けていけない」という話は 結構聞きます。

――そうなんですか。保護者さまのお力になれるよう、ヨンデミーの選書システムをいつか英語の本にも応用してみたいです。

あとは、本を読んだ後に、感想を言葉で表現してアウトプットできるのもよかったです。

最初は感想を書くのがぎこちなくて……「面白かったです」で終わり、みたいなことが多かったのですが、だんだんと本の細部を思い出して言うようになって「良くなってきたな」という感じはあります。

――お子さんの感想がどんどん引き出されてくるのは、すてきな変化ですね!


続けられるのは「好きだから」「面白いから」

――最後に、読み聞かせや読書を通じたおうち英語の魅力について、教えてください。

おうち英語には、たくさんのやり方があります。私は絵本や読み聞かせ、多読につなげる方法が 好きですが、決してそれがただ一つの方法ではなく、皆さんいろいろやりやすい方法を組み合わせて取り組まれているんですよね。

「英語の文法を勉強しよう!」「現代文のように精読をしよう!」というふうに思って読むのではなく、「好きだから」「 面白いから」という理由で触れながらも、正しい英語にコンスタントに触れていけるのが魅力です。

――楽しみながら英語力をつけられる、というのは、お子さんにとっても前向きに学べて素敵です。

私は小学校4~5年生から英語を始めましたが、自分の楽しみに生かせる機会は全然なかったんですよね。

もしあの時に、自分が心動かされるような英語の本との出会いがあったら、 どんなに自分の人生が変わっただろう、と思いますね。もっと単なる勉強以上の……自分の世界を広げたり、自分の言葉として英語を使えただろうな、という思いがあります。

――それはすごく思いますね。私も高校に入ってから、英語の本がリーディング課題として出されて……そこで楽しみながら読めたときに「やっぱり英語できて良かったな」という気持ちにつながりました。

いきなり分厚い本を読むのはやっぱり難しくて、「こんな分厚いの読まないといけないの!?」 というふうになってしまいますよね。小さい頃から、本当に易しいレベルの本から始めて、親しんでおけると良いと思います。

――なるほど。少しずつレベルを拡げていく点は、ヨンデミーの読書教育にも共通します。英語の読書も日本語の読書も、楽しみながらの成長がカギをにぎりそうですね。本日は、貴重なお時間をいただきありがとうございました!


▽辻さんのおうち英語ブログ「おうちえいご園」はこちら!

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