#49 子どものやる気に火をつける! 「あこがれ」は最強の成長エンジン
こちらは一部のみの書き起こしです。 読書のコツが満載の「お悩み相談コーナー」は、Podcast限定でお届けしています。
▽本編ではこんなお悩みに回答中
読書家の世界に触発された、あこがれの芽
この間、神保町の古本屋街に行ってきました。
中には専門書を扱うマニアックなお店もあるんですが、そんなお店にもお客さんが入って、専門書を眺めてるんです。世の中にはすごいレベルの読書好きがいるんだなぁと感じました。
そしてこのとき、ふだんはなかなか実感できない、「読書家へのあこがれ」を強く感じたんです。
お子さんの成長を後押し!「あこがれ」の力
でも、ふだんの生活で読書家と触れあう機会って少ないですよね。
例えば、テニスをやっている人に「あこがれの選手は誰?」ときいたら、きっとすぐに答えが返ってくると思います。
でも、本が好きな人に「あこがれの読書家は誰?」ときいたら、どれだけの答えが返ってくるでしょうか?
「あこがれの人」はとても重要な存在なんです。
なぜなら、あこがれの存在は強力な「頑張る理由」になるからです。
あこがれの気持ちがあるからこそ、自分も追いつきたいと思って走り続けられます。
会社の尊敬できる上司を考えてみてください。
長い間頑張り続けられるのは、その人にあこがれているからこそだと思いませんか?
同じように、「こんなふうになりたい!」「読書家になりたい!」と具体的な気持ちを持つことがお子さんのやる気に繋がります。
実際に、「自分は読書家だ!」と名乗るだけで、お子さんはぐんぐん成長していくのです。
▽第47回のミカタラジオ「『自分は読書家だ!』名乗るだけで子どもがぐんぐん成長するワケ」をご覧ください。
あこがれの存在が目標への意欲をかき立てる!
あこがれの存在がそばにいると、「この人みたいになりたい!」と思えるものです。
お子さんの場合、YouTubeでよく見ている、習い事でよく会うなど、身近な接点のある人にあこがれるケース、ありますよね?
あこがれの存在が身近にいるだけで、目標への意欲が湧いてきます。自分も同じように頑張りたいと思う気持ちが芽生えるのです。
逆に、あこがれの存在が身近にいないと、やる気を維持するのは難しいことも……。
たとえば、スポーツ強豪校では、勉強する姿が恥ずかしいとされることもあるようです。
これは、勉強が評価される空気が薄いからとも考えられます。
興味を持っても、一緒に努力する仲間がいない。
誰も褒めてもくれないし、むしろ冷たい目で見られてしまう……。
こんな環境では、あこがれは長続きしません。
言い換えれば、あこがれを維持するためには周りの目が重要なのです。
頑張りを認め一緒に頑張ってくれる人がいれば、あこがれは持続し、努力し続けることができます。
ヨンデミーの「ブックトーク動画」が育むあこがれ
あこがれには「身近さ」と「周りのみとめる姿勢」が必要です。
ヨンデミーには、「ブックトーク動画」という人気コンテンツがあります。
この動画では、2人の先生がお互いに本をおすすめし、印象的なシーンや読んだときの気持ちについて紹介しています。
しかし、実はこの動画の目的は単なる本の紹介だけではありません。
本当の目的は、「心から読書を楽しんでいる大人の姿」を見せることです。楽しそうに本について話す大人たちを見ることで、お子さんの興味が広がり、「読書っておもしろそう!」「自分も本について話してみたい!」と思うようになるのです。
楽しそうに取り組む大人の姿を見ることは、あこがれを持つ第一歩。
実際に、最初はちょっと警戒心を抱いていたお子さんがブックトーク動画を観て、ヨンデミーに信頼を寄せてくれたケースもありました。
ヨンデミーの先生たちは、お子さんにとって身近な読書家でありたいと願っています。
そのためのブックトーク動画なのです。
保護者さまの楽しさがお子さんに影響を与える!
お子さんにとって一番身近な大人といえば保護者さま。
そんな保護者さまが読書を楽しんでいると、お子さんもきっと「読書って楽しいのかも?」と思うはず。
と言っても、実際に本を読む必要はありません。楽しそうに本を眺めている姿を見せるだけで十分です。
身近な人が本に興味を持っている姿を見ることで、お子さんも自然と興味を持つようになるでしょう。
▽詳しい方法はヨンデミーのnote「誰も読書習慣がなかったのに……家族で読書好きに大変身!?」で紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
あこがれ=頑張る力!
身近な存在が大切 あこがれは頑張る力になります。
そして、あこがれの気持ちを持ち続けるためには、身近さと周りのみとめる姿勢が重要です。
日々頑張りを目にできる身近な存在は、あこがれの対象になります。
一方で、周りの人があこがれをみとめてくれないと、あこがれは消えてしまいます。
ぜひ、まずは身近な大人である保護者さまが、本を手に持っている姿を見せてあげてください!
▽お悩み相談コーナーもある本編はこちら!
おうち読書のミカタラジオ 49回
最新回はPodcastで先行公開しています。
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