インスタ女子とガチサウナー[8HOTEL CHIGASAKI(茅ヶ崎)]
THERMAL SPA S.WAVEから幸先の良いスタートを切った夏の旅、もうひとつ行ってみたいところがあった。「8HOTEL CHIGASAKI」。サウナシュラン2020にも選ばれた名だたるホテルなのである。
写真をみた時に感じた、なんかリア充でパリピーな雰囲気に怖気付いて食わず嫌いをしていたが、今回夏だし、参戦することに。夏だしね！普段あまりサウナに入らない奥さんも一緒に付き合ってくれた。
茅ヶ崎駅から徒歩で５分くらいか。海水浴客をもてなす感じの料理屋が並んでいる路地に突如、リゾートチックなテイストの建物が現れる。
2021年は海水浴場が開放されていないが、サザンビーチまでの送迎サービスもあり、普段は海水浴客がプールでゆっくりするためのホテル。
チェックインしたのは18時ごろ。プールにはビキニのインスタ女子たちがプールでうぇいうぇいとしている。いつものテンションだったらフリーズしてしまうとこなんだが、このバカンス感のなかだったら嫌じゃない。でも、彼女たちの写真の画角に私が入ると、邪魔だよね。映えるものも映えないよね…。ひとまず時間空けて、からサウナ＆プールに行くことに。
このホテル、真ん中にどかんとプール。その周りにデッキチェア、それを囲むように４階建てに部屋が連なる、西海岸のモーテルのような雰囲気。夜はプールのライティングもカッコいい。ビーチリゾートの空気な夜。
「いま、俺リア充？」
リア充とか１０年前の言葉使っている時点でアウトだよね…笑
でも、一緒にいる奥さんも楽しんでくれているようだ。
プールの目の前にサウナがあった。もう既にハットを被ったガチな感じのサウナーたちが汗を流していた。なんだ、いるじゃん。先達たち。
#サウナ
１５人ほど入れる大きさに定員８人。２段構成。TTNEがプロデュースしたサウナなんだとか。何しろ内観がおしゃれ。積まれた丸太を思わせるようなウッディな壁面に、部屋には大きな窓があり、サウナベンチからは外のプールが見える。なんだか、リゾート地の路線バスに乗っているような気分。わかるかな…。
温度は８６℃と低めだが、セルフロウリュウができるので、体感温度はかなり高い。天井も低く、ロウリュウをするとしっかりと熱がじわりじわりとやってくる。
カップルか夫婦で来ているサウナーがメイン。でも中には一人で来ているガチめのおっサウナーも。プールでうぇいしているインスタ女子の隣で、そっちには目もくれずじっくりと熱を感じているガチサウナー。というなんともシュールな光景。この場所、男を試されるなぁ…。
#水シャワー
この場所に水風呂はなく、水シャワーで粗熱をとったのちにプールへ行くという寸法。公式サイトには「１３℃」とあったが、もうちょっと温度は高い気がした。体感１７〜１８℃くらいかな。もちろんお湯のシャワーもある。
#プール
水シャワーで１０秒ほど粗熱をとった流れで、プールにドボン。超気持ちいい。体感２２℃くらいか。ゆっくーり冷やされるちょうどいい温度。ものすごい開放感。周り一帯がリゾート感あふれるモーテルな風景。グアムとかでかかってそうなビート感強いBGMも、またバカンス感をアゲてくれる。泳いだり、ぷかぷか浮いたりしながら過ごした。
＃デッキチェア
プールから出たらすぐそこにデッキチェアがあり、そこで外気浴。なにしろこの動線が素晴らしい。サウナ→シャワー→プール→デッキチェアの１セットで２０歩もかからないくらいの距離感。この動線が最高に機能的だなって感じる。無料で使えるガウンを羽織り、３０分ほど休憩。完全にととのった。
＃朝の風景
朝サウナは６時３０分から。朝は朝で、また違った顔を持つ。夜かかっていたBGMはかかっておらず静寂な時間。サウナに入る人たちも朝は少なくて、ゆったりと入れた。家族連れがいて、プールで遊ぶ子供の面倒を代わりばんこで行いながらサウナに入るお父さんお母さんもいた。平和だなぁ。無料でもらったチルアウトを一服。
＃まとめ
サウナ施設に来たってよりは、リゾートホテルの海がサウナになったって感じ。ガウン着てデッキチェアで時間を過ごし、気が向いたらサウナ→プールへ。でまたデッキチェアに戻り…っていう感じの、ゆったりとした時間が流れる。バカンスな雰囲気のホテル。
普段はうぇいじゃないけど、、静かが好きだけど、、
高揚感あふれる場所でのサウナも素直に楽しいなって思える体験でした。
朝食のホットドッグを食べて、チェックアウト。
バカンス気分の余韻に浸りながら茅ヶ崎駅へ。
あれ、５分で着いた。
こんなに駅から近い場所にあったんだな。忘れてた。
急に引き戻される日常の風景…。
でも、まだ俺の夏は終わっちゃいないよ…？ (次の記事に続く)。
※この記事は、2021年8月末の出来事についてのものです。