四季の旅 落花ものいわず 自然の摂理、切なさ
こんにちは
春から夏にかけて
我が家の庭や
街中の街路樹、公園で
次々に違う花が咲いて
花のきれいさに驚いて
季節の移ろいに感慨も新たです
新たな花が咲く一方で
寿命を終える花もあります
平安時代に編まれた和漢朗詠集に
落花を詠んだ漢詩が載っています
落花不語空辞樹
流水無心自入池
読みは、
落花(らつくわ)語(ものい)はずして空(むな)しく樹(き)を辞(じ)す
流水(りうすい)心(こころ)無(な)くして自(おのづか)ら池(いけ)に入(い)る
意味は、
落花は何も言わず、いたづらに樹木から去っていく
流れる水はなんの心も持たず、自然と池に入っていく
特に前半の
落花不語空辞樹
というのが、
自然の摂理、切なさ、
その一方で、新しい生の誕生を予感させて
俺の好みのフレーズです
ではまた
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