第2回蒸留チャレンジ
土日はお休みをもらえるものの、暇を持て余してしまう私はつい外をふらふらと歩き始めてしまいます。
でも折角なのだからまた蒸留がしたい。
花が咲くまで暇をつぶします。
きのこ狩り、散策、読書…
母のリクエストで農園紹介
改めて一人で歩いていると
なんて知らない植物で溢れているのだろうと驚かされます。
名前も、どんな力を持っているのかも何もわからない
知りたい気持ちを刺激してくれるから
毎日明日が来るのがとても楽しみで夜はすぐに寝て、日の出頃起きる何とも野生動物的な生活リズムになりました。
最高に幸せな贅沢な日々です。
日が昇り暖かくなってきた頃だんだんと花が開き始めました。
結局、バラの魅力に惹かれて
ハマナスローズを蒸留することにしました。
蒸留スタート
2回目はやりやすい
香りも甘く華やかで
室内いっぱい幸せな心地で満ちてきました
そういうものなのか
初めてだからわからない
香りはきちんとローズなので蒸留水は完成したようです
この量のローズでは精油が取れないのかそれとも煮出しは精油が取れにくいのか
そもそも使い方を間違えたのか
水と材料の割合？
温度管理？
全くわかりませんがまだ摘んできたローズもあるのでもう一度試してみます
朝早起きの生活リズムでよかった！
でもログハウスの中は散らかりつつあります
それもそのはず。
合間合間に他のことにも手を染めているから
一向に片付きません
美容効果ありそうです
今日は落ち着いて寝られるのは何時になるか…
本当は材料ももう一度分はあるものの、
疲労感が溜まってきました。
昨日の深夜に目が覚めてしまい寝不足ぎみのまま勢いだけで1日過ごした夕方はなんだか心細くなります。
ボランティア中ほとんど常に誰かと生活してきた反動か人恋しさも感じられてきました。
多分、黄昏れマジックで一時的な気分の問題かと思ったのですが
1人では誤魔化しようがなく母に電話してしまいました。
しばらく顔を見ていない母
もう少しで家族に会える
でも、ここでまだ知りたいこともある
どちらも本音です
でも、私が心に決めたならもう一度があり得る
蒸留も、植物の勉強も。
だからこそすべて一気に達成しようとしない事がきっと大切なのでしょう
人間の限界を知った上で生きていかないと身体は確実にダメージを受けてしまうと
去年入院したときに覚えたつもりです。
それでもこうしてギリギリまで何か成果を求めてしまう性格は健在ですが
明日も何かに会えることを祈って
早めに休むことにします
すでに頭の中は明日なにするかの計画を始めています。
半端でもいいから少しずつ進む方を選びたい。
私の求めるもっと別の場所に辿り着くように。
おやすみなさい、わたし。
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