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UEFIをいじってファン設定をやってみた!シリーズ②

では実際にファン設定をいじってみましょう。
と・・・その前にひとつだけ重要なことが。UEFIをいじるということは、PCのコアとなる部分の動作設定を変更するということ。設定変更によってPCが起動しなくなった、故障してしまった、という可能性もありますので、もし試される場合は自己責任のもとでお願いします。(ペコリ

実際にやってみます!

私も自己責任でファン設定をいじっていきます!はじめに現在の状況を確認しておきます。CPU温度とファン回転数は「FanCtrl」というアプリで確認します。Windows起動直後の状態がこちら。

CPU温度52℃、CPUファン1607rpm

CPU温度は52℃、CPUファン回転数は1607rpmのようです。CPUファンはこの回転数でもとくに煩いと感じることはまったくないのですが、90mmかつロープロファイルということも影響しているのか、さすがにさーっという程度の音は聞こえてきます。感覚的には扇風機の「弱」のイメージ。

50cm程度の距離で騒音レベルは約40dB

この音をもっと下げたいわけですが、CPUが熱を出して故障してしまったら元も子もありません。だけど音はもっと下げたい、何なら無音でいてほしい!

ということで実際にファン設定を変更していきます。まずはUEFIでファン設定のカスタマイズ画面に入ります。右上にモードを選択するプルダウンがありますがAUTOでOKです。DCは3ピン制御、PWMは4ピン制御のときに選ぶのですがAUTOにしておけば自動で検出してくれます。

デフォルトのCPUファンカーブ

左側にあるのは、どのファン設定をするかの選択で、CPUファン、ケースファン(CHA FAN)、水冷ポンプを個別に制御することができます。真ん中にあるグラフは、横軸がCPU温度、縦軸がファン回転率を表しています。(回転数ではありません)このグラフを見ると55℃のときは約55%でまわる設定になっていることがわかります。

上に「Q-Fanチューニング」がありますが、これはファンの回転数が最低になるように自動設定してくれるようなので、試しにやってみました。するとこのようなファンカーブになります。

あんまり変わらない

チューニングしても、55℃のときに52~53%になるくらいなのであまり変わらないようです。ただASUSオススメ設定とも言えるわけで。とりあえずこれで運用して様子見てもよいと思います。では、強制的に約半分の25%に変更してみます(けっこう大胆にやるんだね)。

CPU温度55℃で25%の回転数になるよう設定

この状態でWindowsを起動して、改めてCPU温度と回転数を見てみます。起動直後の様子がこちら。

CPU温度53℃、ファン回転数1099rpm

うん、全然大丈夫。
回転数を落としても大して温度は変わらないことがわかりました。要するに、これまではファンが回りすぎていたということです。そして音についても騒音計の数字38~39dBに低下(スクショ取り忘れ)し、明らかに静かになりました。扇風機の強さを「弱」から「微」にしたような感覚。このファン、安い割には優秀です。

ここでCPUクーラーさんからこんな一言が。

「おれ、まだまだイケるぜ?」

え? またまた〜 そんなこと言っちゃってさ!どうせハッタリなんでしょ。でもまぁそこまで言うなら?一応やってみてあげてもいいけど?(ニヤニヤ

というツンキャラは置いといて、次回は更に回転数を落としてみます!


さいごに

ご覧いただきありがとうございました。
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実は今回のような「〇〇をやってみた」のような企画ものと言えばいいんでしょうか、経験は初めてなのですが意外と楽しいものです。もちろん不安がないわけではないですが、やってみたらどうなるんだろう的な興味もありますし。

もちろん、UEFIの設定変更が伴うため決して推奨できるものではないですが、こういったチャレンジができるもの自作PCの魅力ですね!

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