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UEFIをいじってファン設定をやってみた!シリーズ①

自作erならそのくらいできて当たり前でしょう、という意見が聞こえてきそうですが、自作er初心者の中にはおそらく初めての方もいるはず!

「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」という言葉もあるくらいだし?(これに関しては知らなくても恥じではないですが!)、未経験だけど興味がある方へも分かりやすく解説していきたいと思いますので、一緒に学んでいきましょう!

ファン設定?何のためにやるの?

これは、CPUクーラーのファン、ケースファンの回転数を自分の好きなように設定するために行います。特にユーザーが意識しなくても、CPUが何度のときにどの回転数で回すかの情報はマザーボードがデフォルト設定を持っているため、CPUが発熱すると自動でファンの回転数を上げて冷やしてくれます。

ただ、ファンというのはパーツごとに最大回転数が違いますよね。そのため、どういうことが起こるかといいますと。

たとえば、最大2000rpmのファンがあったとして、マザボのデフォルト設定が、CPU温度50℃のときに50%の回転数(1000rpm)で回るとします。一方で、最大3000rpmのファンの場合は、同じ設定だと1500rpmで回ります。

じゃぁ最大回転数のファンを選んでおけばいいじゃん。CPUが発熱しても回転数が多い方がよく冷えるし。って思いますよね。それ、正解です。

ですが、こと「静音性」に関してはどうでしょう?扇風機と同じように、ファンも回転数が上がると音も煩くなっていきます。CPU温度を50℃に保つために果たして1500rpmも回す必要があるのか?というお話です。

ですので、冒頭にも申し上げました通り、CPU温度とファン回転数のバランスをユーザー自身でカスタマイズするために実施します。

UEFIへの入り方

ファン設定はUEFI(過去でいうBIOS)で設定できます。PC起動時に特定のキーを押して入るアレです。UEFIとBIOSの違いについては詳しく言及しませんが、最近はほとんどUEFIであり進化したBIOSと捉えておけば十分です。

で、分かりづらいのは、UEFIへの入り方(どのキーを押すのか)がマザーボードのメーカーによって違うということ。このシリーズでは、ASUS版をもとに解説しますが、PC起動時に「PRESS 〇〇 KEY」といった文言が画面に表示されますのでそれに従えば入ることができます。ここでは誰にでもできるよう、Windows11からの入り方で解説します。
※ようくんの環境では、PC起動時、F2 or DEL キーで入ることができます。

Windows11 の設定画面からの入り方

Windows11の場合は、設定>システム>回復でこの画面にこれます。次に「今すぐ再起動」をポチッとして再起動させさます。

トラブルシューティング
詳細オプション
UEFIファームウェアの設定
再起動

再起動がかかり、自動でUEFIに入ってくれます。

UEFI

こちらがASUSのUEFIになります。
メーカーが違うとUIも変わりますが、できることはほぼ同じだと思います。現在の設定ではすべてデフォルト状態ですが、CPU温度47℃、CPUファンは1797rpmで回転していることが分かります。CHA FANというのはケースファンのことを指しており、1161rpmで回転しています。

ちなみに、ようくんが実際に使用しているマザーボードはこちらになります。「ROG STRIX」ブランドですが、同じASUSでも「TUF GAMING」のブランドではUEFIのUIが若干異なるかもしれません。おそらくほとんど同じだとは思いますが念のため。

今回のシリーズで回転数を変更するCPUファンはこちら。

ケースファンはこちら。

音の感じ方は個人差がありますが・・・ようくん的にはどちらも通常使用であれば静かなのでなかなか優秀なファンです。これらのファンを使った場合の静音性検証は以下の記事でも行っていますので、よろしければご覧ください。


さいごに

ご覧いただきありがとうございました。
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次回からは本題となるファン回転数の設定方法や設定後の回転数を見ていきます。Windowsを起動するとアイドル時でCPU温度は50℃程度になりますので、果たして1797rpmも回す必要があるのか、そのあたりも見ていきます。ファンの音はなるべく静かな方が良いですからね!

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