「なぜ、あの部門は『残業なし』で『好成績』なのか?6時に帰るチーム術」
「なぜ、あの部門は『残業なし』で『好成績』なのか?6時に帰るチーム術」をAudibleで聴きました。
独身時代にも1度読んでいた本の再読。子供ができて年齢が上がって、新しい気づきがありました。
「残業なし」で「好成績」
残業なしの交渉や好成績を目指すこと、それぞれはしたことがありましたが、残業なしかつ好成績を考えたこともなかったと気づきました。
無意識的にどちらかしかできないと思いこんでいたのかと反省です。
「残業なし」のメリットとして、
早く帰る→自己啓発→workがlifeにより向上し、さらに生産性が上がる。
逆に、残業をするデメリットとして、
定時に帰れるチームでないと、時短勤務者の評価が下がる→多様性が育たない/人が離れていく。
と書かれていました。
私自身も残業できないから時短勤務としていた時期があり、とてももやもやした経験があるので、よくわかります。
上司が多様性をもつ
上司に多様性がないとこのような組織になるそうです。
上司がこれまで経験してきた方法と同じように行動する人を高評価すると、上司と同じタイプの部下しか評価されない。
上司と同じタイプかつ上司以下の部下しか育たないため、上司の仕事は減らない。
自分と同じようにできる=任せたいことを説明する手間が省ける、楽なのでつい「できる人」と勘違いしちゃいますが注意したいです。
私自身も新しいことや丁寧に対応したいことは自分で最後までやりたいと思っていました。それはきっと他の人はできない/してくれないだろう、と思っていたからで、私でないといけないわけではなかった気がします。
ほめ9貯まってから注意1
人は、褒められることが好きです。私も褒められて成長するタイプだと思っています。
一方で、仕事をともにする部下や同僚にはつい注意してしまいませんか?
この本には、「9回褒めたあとに1回だけ注意してよい」と書かれていました。慣れていない方は褒めワードの定型化です。
「助かった、期待している、ありがとう!」
「言って/やってくれて、ありがとう!」
同僚との会話の中に取り入れたいです。
さいごに
一個人というよりも上司や経営者向けの内容かもしれません(amazonレビューでもそんなコメントが多い)。
それでも、残業なしで帰り業績を改善したいと願う人も取り入れられる内容が見つかると思います。
👇小室淑恵さんのTEDも好きです💛