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#レビュー
おっさんとドローンからみた新世界
アナログな人間だから未来を嫌っているわけではなく、ただただ、テクノロジーに洗脳されて自分の感覚が弱くなることにおびえているだけ。近未来的なものにワクワクしないし、強くなりたくもない。土にまみれて遊んで、効率とは遠くても魂と近い世界で生きていたい、ってそう思う。
ただ、未来はおっさんにも私にも70歳のおばあちゃんにもおとずれる。長く生きすぎたって、私もいつか言うのかな。一生懸命覚えたかけ算も漢
しろいろの街の、その骨の体温の
「しろいろの街の、その骨の体温の」村田沙耶香
無償に泣きたくなった。
覚えてもないような思い出が
走馬灯のように身体を掻き毟る
痒い 怖い 寂しい
あの頃は全然楽しくなかった
すごく美しい恋愛映画を観て泣いた
魔法使いになるための努力だってした
本と映画とカラフルな絵に救われてた
本を抱えて帰ることが誇りで、
大人に褒められることで頭の悪い子たちを蔑んでいた
小さな三角形の中