1人と孤独は全然違う
私の周りには、1人でいるのが好きな人が多数いる。
1人ぼっちと思われるかもしれないが、私は1人と孤独は全然違うものであると思う。
1人というのは、1人でいるのが好きな人である。
私もその1人である。
確かに友人と様々な話をしたり、遊んだりするのは掛け替えのない時間である。
しかし、1人でゆっくり動画を観たり、何かについて考える時間も同じくらい大事にしたいと思っている。
私の周りは、そういう人が多い。
類は友を呼ぶというものかもしれない。
だが、1人で様々なことについて考える時間があるからこそ、他の人と会った時、面白い会話を行うことができる。
そして、その場で思ったことをまた、考えたりする。
一方、孤独というのは他の人と会って話したり、遊んだりしたいなと思っていても、そのような人がいない状況である。
1人を求めて1人になっているわけではないのである。
そういった仲間がいないのである。
これは大変悲しいことである。
友人がいないだけでなく、いざという時に頼れる人が周りにいないということである。
1人と孤独の決定的な違いは、頼れる仲間がいるかいないかというところだと私は思っている。
偉そうなことを言っているが、私も中学生くらいまでは人と群れてばかりいた。
スクールカーストに揉まれていたのである。
今考えてみると実に情けない話である。
1人と孤独を混同させていたのである。
大学生になってからもそのような考えを持っている人に多く出会った。
「1人でいて何が楽しいの?」と言われることもあったし、他の人が言われているところを見たこともある。
これからの時代は個人のスキルが大事な時代だと言われている。
スキルとは何なのかと言われると難しいが、少なくとも1人で何かしら行動することが重要になってくると思う。
しかしながら、頼れる仲間は依然として必要であるだろう。
困った時に助けてくれるような人。
ましてや、昨今外で人と遊びづらくなっているので、1人でいる時間が増えたことであろう。
そのような時間に何かやってみるかと思うことが大切であろう。
そして、寂しくなったら友人に電話でもしてみると良いだろう。
このご時世、孤独な人が増えているかもしれないので、そのような方々を救えるようなことを私もしたいと思う。