ハッピーターンが包んでいないもの。
娘たちが、ハッピーターンを食べていた。
ハッピーターン。
みなさんは、ハッピーターンが好きだろうか?
私は好き。
味はもちろんのこと、あの「包み方」が好み。
両端をキュキュッとねじるだけの、あのシンプルな包み。
開いたら、ただの長方形のビニール。
でも、せんべい本体は包んでいるので、機能としては申し分ない。
せんべいで、この包み方をしているものって
あまり見かけない。
せいぜい飴くらいで、封筒のような袋タイプが多い気がする。
袋タイプは「空気」も一緒に包んでいる感じがする。異論は認める。
たとえばポテトチップス。
あれって、袋の中半分くらい空気ではないだろうか?
もちろん、輸送時に割れない工夫なんだろうなとは想像できる。
にしても、「空気多くないか?」と思ってしまう。
その点、キャンディ包み(合ってる?)は、空気をあまり含まない。
その為、かさばることもない。
切り取ったりすることもないので、ゴミが複数にならないところも、非常に好感が持てる(誰目線?)
つまり
切ったり、編集したりすることなく
1枚でシンプルに、その用途を満たしているもの。
そんなものが、好きなのかもしれない。
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ふろしきなんかが、いい例かもしれない。
私はふろしきは使わないが、お弁当はクロス(正方形のハンカチみたいなヤツ)を使う。
弁当箱の大きさが変わったとしても、臨機応変に包める。あの自由度は素晴らしい。
巾着タイプのものも存在するが、用途が限られる。
ただ、クロスを自分で結べないような子どもにとっては、巾着タイプがいいのかもしれない。
…
あとは折り紙。
あの正方形の紙を一切切ることなく、鶴にしようと考えた人、すごい。
ちなみに折り紙は、はさみを使うものより、折るだけで完結するものが好み。
というか、折り紙の折り方考える人って、ホントすごい。(2回目)
…
あとは(まだあんのかい)
服。
布1枚を纏っているような服って、シンプルでいいなあ。
↑ちょっと伝えたかったのと違うんですが笑
なんだろう、布をまとって肩や首あたりでキュキュッと結ぶだけのイメージ。
うーん、テルマエロマエで、阿部寛がまとっていそうなイメージ?(どんなや)
そして
1枚ではないけど、着物も似たようなイメージかも。
着るのは難しいけど、シンプルなつくり。
調整すれば、長く着られるのもいいなあと。まあ、自分では着られないんですが。
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で、なんだっけ。
ハッピーターンが包んでいないものは「空気」って話。
1枚で包めるって、シンプルっていいよねって話。
でも、こうして考えてみると
シンプルなものって、それなりに使い手が工夫する必要はあるのかもしれない。
ハッピーターンは違うような気もするけど…
ランチクロス、折り紙、着物。
どれも、それなりの技術が必要。
だから、ランチクロスの代わりに巾着があるし
折り紙は、折り線が付いているそれもある。
着物は、浴衣だと上下に分かれたワンピースタイプなんかもある。
シンプルは素晴らしい。
でも自由度が高い反面、使い手も選ぶのかもしれない。
あれ、空気の話どこいった?
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