スパムのおにぎらずを食べるはずだった。
はずだったのに。
…
私の平日昼ご飯は、毎日同じだ。
おにぎり2つに、ゆでたまご1つ。
おにぎりは、
ふりかけだったり
梅だったり
塩にぎりだったり。
これを続けて、どのくらい経つのだろう。
そろそろ飽きてきたな〜と思っていた矢先、
なにかの記事で、スパムのおにぎらずを見かけた。
スパム。
普段食べることはないのだけど、なぜかすごく美味しそうに見えた。
スパムのおにぎらずを食べている私を想像する。
ちょっと味が濃いけど、たまにはいいなあ〜とウマウマ頬張っている絵が浮かぶ。
…
ということで、日曜日。
近所で1個買ってみた。
で、今朝。
缶を開けて、
ヘルシオで焼いて、
ラップにのりとごはんを敷いて…
とイメトレはバッチリ。
昼にスパムだと思うと
なんだか頑張れそうな気すらしてくる不思議。
まずは、缶のプルタブに手かける。
あれ?
開かない?
うそん。
不具合なのか、私の力の入れ方の問題なのか。
残念ながら、我が家に缶切りは存在しない。
これ、食べる気マンマンだったのに。
ロマンティックスパムモードだったのに。
どうしよう。
缶が開かないパターンは想像してなかった。
時間がないけど、やっぱり食べたいので
なんとかならんか調べてみる。
記事によると
ハンマーとマイナスドライバーで開くとあったので
早速やってみる。
が、我が家のハンマーが小ぶりすぎるせいか、
開かない。
他にはコンクリートに円を描くようにこすりつける…とあったけど、それ今できない。(災害時にはやってみたいけど)
ということで、結局ツナ缶にマヨ混ぜて
おにぎらず。
なんだよ、ただのツナマヨじゃん。(ツナマヨに失礼)
でも、
ツナ缶のプルタブが、めっちゃスムーズに開いたことに感動してしまった。
いつも無意識に開けてたけど
プルタブって、いい仕事してるのね。
ありがとうプルタブ。
ありがとうツナ缶。
そして
缶が開かないケースもあるってことを教えてくれたスパム缶。
君にも感謝だよ。
ツナマヨおにぎらずは
程よく塩が効いていて、なんだか元気が出た。