さいはての彼女。
原田マハ「さいはての彼女」
Kindle Unlimited対象本。
対象本を検索してたら出てきたので、
「原田マハって、よく見る名前だな…(読んだことないけど)」
という程度の気持ちで、読んでみました。
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ハーレー・ダビットソンに乗る女の子と、その周りの人たちの話。
正直なところ、私自身はバイクにはあまり興味がありません。
でも、そんな私でも
「風を切って走るって、楽しいんだろうなー」
と、ワクワクするような話でした。
高校の時、ハーレー大好き!というクラスメイトがいましたが、その子の気持ちが少〜し分かったような気がしました。
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バイクと聞くと、どんなイメージがありますか?
私は
「比較的、命を落としやすい乗り物」というイメージ。
バイク乗りの人からしたら、このイメージは「うっせーわ」案件なんだと思います。たぶんね。
実際身近に乗っている人がいないので分かりませんが、小説の中でもバイク事故で命を落としている人がいました。
リスクのない乗り物なんてない。
ノーリスクのものなんて、世の中にはおそらく存在しない。
それは分かっているつもり。
でも、小説を読んでワクワクもしましたが、やはり
「バイク乗ってみたいな」
という気持ちにはなれませんでした。
これは、なぜだろう?
おそらくバイクを乗る人は、リスクよりも
「乗ることの楽しさ」の方が勝っているからなのかな?と。
以前、基本的欲求についての記事を書きました。
だから何だ?って話なんですが。
バイクに乗るのが好きな方は
生存の欲求よりも、「楽しみの欲求」「自由の欲求」の方が大きいのかなと。
一概には言えないと思いますが。
それに対して、私は「生存の欲求」が楽しみや自由と同列くらい。
なので、あまり積極的になれないのかも、と。
(私の診断結果↓)
だから、バイク乗りの人に対して
「危険だから、やめなよ」
なんて言うのは、余計なお世話以外の何物でもない。
乗る人は、乗る。
乗るのに抵抗のある人も、いる。
みんな、様々な欲求のもとに生活してる。
みんな違ってみんないいって、そういうことなのかな〜。
そんなことをぼんやり考えた日曜日でした。
▼自分の基本的欲求知りたい方はこちら。
全51問・3分程度。確か、メールアドレスを入れる必要があった気がするけど、そんなに面倒ではなかった気がする。あ、無料です。