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マジメな人の居場所。

仕事にまつわる本を読んだり、話を聞く。

すると
「そうそう、そうなんだよ」と思うものや
「その発想はなかった…」と目からウロコが落ちたりする。

今強く思っているのは
「マジメな人って、終身雇用の企業で働くのは向いていないのではないか」
ということ。

私は、中小企業の事務職である。
しかも間接部門という、平たく言うと成果も何もないような仕事。←

成果報酬型ではないので、給料は一定額。

その給料というのは
「来月も会社で働く為に必要な、衣食住費用」
である。
(木暮太一さんの本に書いてあった。言い回しは違ったかもしれないけど、そんなニュアンス)

だから、私の仕事っぷりは一切関係ないのである。

効率よくテキパキ業務をこなして定時に帰ろうが
業務時間にふらふら〜っとサボっていようが
給料は同じなのだ。

自分で言ってしまうけれど、私はマジメである。
クソがつくくらいのマジメさだと思う。

時間外労働は一切したくない為、時間内に終わるようにスケジュールしている。

子どもの体調不良など想定外の休みになることも考え、
その日のうちにできることは、その日のうちに。

そう過ごしていても、
「定時に帰る人=ヒマな人」認定されるのか
仕事が増える。

増えたとて、私の中で「定時に帰る」は決定事項なので、工夫して終わらせる。

でも、私の給料は変わらない。
ふらふら〜っとサボって姿をくらましたりする人々と同じなのだ。

そう考えると、マジメに働いているのがバカらしくなる。

だから、定時に終わる範囲で
適当に手を抜いてダラダラ仕事をしようかとも考えた。

でも、すぐに気がつく。

それって、自分に失礼な行為ではないか。
そして何より、ハッキリいってしょーもない。
マジでしょーもない。

だったら、
環境を変えればいいのかな?
と転職も考えたりする。

なんだけど
これって、日本の終身雇用制度の下で働く限り
どこに行っても変わらないのではないか。

だって、どんなに仕事できない人がいても
基本的にはクビにできないわけでしょ。

ということはさ
成果報酬型の職種や企業に勤める以外は
日本で雇われるってことは、それを認めるってことなのかなと。

そんなん認めたくないわい。
だからと言って、海外で働きたいとかでもない。


私が仕事に求めているものって、たぶん大したことではないのだ。

求めるもの↓

・何かしらの形で働いていたい(仕事をしたくないわけではない)
・できれば短時間でサクッと終わらせたい
・プライベートの時間に余裕をもちたい
・高給取りになりたいわけではない(収入ゼロは困るけど)
・自分の働きが、うっすらでも誰かの役に立ったのかも?と思える仕事がしたい

あとは、周りの人だろうね。
この本にもあったけど
「誰と働く?」って大事な視点だと思う。

サボったり、ディスったりするような人間とは一緒に働きたくない。

そういう人を助けたり、協力したいって思わない。
全然思わないよ。

あれ?

今年のテーマは
「寛容になる」なんだけどな。
寛容さのかけらもないな。

まあ寛容と言えども
寛容になるべき点と、そうでない点があるんだよね、きっと。

ということで
マジメな人の居場所探し、まだまだ続く〜。

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ようこ
チップとデールは、ディズニーのキャラクターであるシマリスの仲良しコンビです。私はチップ推しです。

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