音の余白は、心の余白。
毎朝の通勤電車。
おそらく、好きな人はいないと思う。
そして私も、もれなく好きではない。
車内が混み合っているのも好きではないが
それ以上に気になるのが、車内アナウンス。
「整列乗車にご協力ありがとうございます」
とかならまだいいんだけど
もちろん人によるんだろうけど
アナウンスに感情を乗せてくる人がいる。
そもそも駆け込み乗車するヤツがあかん、というのも分かる。
なんだけどさ。
穏やかでない車内を、さらに負のオーラでかき乱すのやめてほしい。
…
と思いながら、
愉快ではない電車内で、これを読んでいた。
こちらは、なんでもやってみる母さんが紹介していた本。
面白そうだなあ〜、と読んでみることに。
で、読んでたら
なんとフィンランド。
電車内やホームでのアナウンスがなく、無音なんだって。
すーっと入ってきて、すーっと去っていくらしい。
著者はこのフィンランドの静けさが大好きなんだそう。
え、いいなあ。
だってさ、想像してみてよ。
しーんとしているホーム。
しーんとしている電車内。
いやー良い。
想像したら、穏やかな気持ちになった。
日本のアナウンスって(日本の電車事情しか分からないのだけど…)、アナウンス過多な気がする。
いや、そこまで説明せんでもよくない?
ってところまで、丁寧にアナウンスしてくれる。
音の余白は、心の余白。
って書かれてたんだけど、ホントそうだよなと。
音だけじゃないよね。
空間の余白は、心の余白だし
時間の余白は、心の余白だと思う。
余白があれば、穏やかな気持ちになって
人にもやさしくできる。
そんな気がする。
フィンランド、いいなあ〜。
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