漢字テストで思い出した、褒められた日記の話。
「今日、漢字テストがあるから」
そう言って、いつもより早く起きて勉強していた長女(小3)。
漢字テストねー。
あったね。
あったなぁ。
ということで。
遡ること、約30年前?
それは私が小学生だった頃の話。
小3くらいだったかな?
学校で、毎日日記を書く宿題があった。
夏休みなどの長期休みでは、ない。
学校に行きつつの、毎日の日記。
日中、学校での生活。
なので、主なラインナップはこんな感じだった。
・放課後友だちと遊んだこと
・習い事のこと
・家の手伝いをしたこと(←ホントか?)
しかし、だんだん書くことがマンネリ化。
そりゃそうだ。
平日の放課後することなんて、だいたい決まってる。
書くのがつまらなくなり、母にぼやいてみる。
(たぶん、こんなやりとりだった↓)
私「日記に書くことなくなった〜」
母「じゃあ、学校のこと書けば?」
私「学校?」
母「今日は授業で何やったの?」
私「漢字テストがあった、難しかった」
母「じゃあ、そのテスト中の気持ちを書くとか?」
私「そっか、そんなんでもいいのか」
母「うん、何でもいいんじゃない?」
母との会話からヒントを得て、
私はその日の日記に、テスト中の気持ちをひたすら書いた。
こんな感じで、ひたすら書いた。
気持ちを書き出したからか、なんだかスッキリ。
そして翌朝、先生に日記を提出。
すると、帰りの会だか何かのタイミングで
と言って、先生が日記を音読し始めた。
そう、それは私の「漢字テスト奮闘記」だった。
母の助言があったとはいえ、自分の文章が褒められた。
すごく嬉しかった。
今思うと文章そのものではなく、
おそらく「テスト中の思考」という
「場面の切り取り方」
を評価されたんだと思う。
なので、褒められたのは母だったのかもしれない。
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毎日noteを書いていると、
「何を書こうかな?」と悩むことはある。
「これ書きたい!」と思う時もあれば
「うーん、コレってものがないなあ」
なんてこともよくある。
今朝もまさに
「どうしようかなあ」と思っていたところ、娘との会話をきっかけに、このnoteが出来上がった。
当たり前が過ぎるんですが…
リアルでもテキストでも
「人と話す」
って、大切だよなあ。
色んなヒントをもらえるよなあ。
そんなことを改めて感じた金曜日なのでした。