見かけなくなったタコの話。
仕事中。
「ヒマだなあ」とふと自分の手をみる。
ぢつと手をみる。
すると、以前はあったものが
ないことに気がつく。
それは何か。
タコである。
「ペンダコ」というやつである。
私はペンの持ち方がヘンだ。
なので、本来右利きであれば中指にできるはずのタコが、薬指にあった。
…
みなさんは、
「ペンダコ」ができた経験はあるだろうか?
私は、学生時代まであったような気がする。
懐かしいな。
タコができるほど、一体何を書いていたんだろう。
漢字の練習とかかな。
当時はノートをとるのも全部紙だったから、結構えんぴつやらペンを握っていたような。
時代の流れとともに、ペンダコはいつか絶滅するのかな。
絶滅危惧種になるのかな。
いや、でもどうだろう?
小学校でもタブレット教育を導入しているとはいえ、娘の宿題をみていると、同じ漢字をノートに何度も書いている。
私が小学生だった時と、たいして変わりない。
というか、同じである。
これって、変わらないんだろうか。
本当に、同じ漢字を繰り返し書いて覚える必要ってあるんだろうか。
まあ、書けないより書けたほうがいいけど。
パソコンの普及に伴って、何かを手書きする機会って極端に減った気がする。
最近手書きしたのってなんだろう?
と振り返ってみると、学校への提出物だった。
次女が小学一年生になったので
学校への書類系の提出物がまあ多い。
住所、名前から始まり
予防接種履歴やら、緊急連絡先、さらには家から学校までの地図を手書きするという苦行。
手書き。
時間がかかる上に、間違いも起きやすい。
書く人、読む人双方が辛い気がする。
…
とはいえ、手書きの良さももちろんあるし
手書きはなくならないと思う。
ただ、ペンダコができるような勉強方法って、もう古いのかもしれないなあ。
どうなんだろう。
どうかしら。
…
そんなことを考えた、仕事中の一コマだった。
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