べつに疲れてない。

「お疲れ様です」

保育園の迎えで、たまに遭遇していた次女のクラスメイトのママ。

迎え時に遭遇すると、必ず
「お疲れ様です」
と声をかけられる。

たぶん、ただ挨拶してくれているだけ。
なのだけど、はじめて聞いた時は
「え、ここは職場かw」
と心の中でツッコミを入れてしまった。



まあでも、言うても迎え時。
親は仕事を終えて、子を迎えに来ている。
だから、労いの意味もこめて
「お疲れ様です」
なのかな、と解釈していた。

ちなみに私は、保育園迎え時は
「こんにちは」一択である。
異論は認める。

******

などと思っていたら、休日に
その保育園ママに偶然遭遇。

私は次女と遊んで、帰宅中。
そのママは、お子さんとこれから出かける(もしくは遊ぶ)ようだった。

挨拶しようかと思ったら、そのママから挨拶してくれた。

「お疲れ様です!」

やっぱり?

いや、べつに疲れてない。
全然疲れてないって。

「こんにちは〜」(ニコッ)
と返して、その場を去った。



この時、このママにとっては
「お疲れ様です」=「こんにちは」
なんだな、と確信した。
TPO関係なく、普段使いしてるんだなと。


とはいえ、
べつに「お疲れ様です」という言葉が嫌いなわけではない。
使い勝手のいい労いの言葉だと思うし、職場では私も使う。

ただその一方で、そんなに多用する言葉なのか?とも思う。

以前の上司が
「オレは疲れてないから、”お疲れ様です”と声をかけなくていい」
と言っていて、確かにそういう考え方もあるなと思った。

あと、どこで見聞きしたか忘れたけど
「”やまいだれ”を、気軽に多用するな」
というフレーズ聞いたことがあり、確かにそうだなと。

やまいだれの漢字、パッと思いつくのは
「病」「疲」くらいなのだけど、確かに多用したい言葉ではないかもと。



まあ、挨拶なんて自由。
挨拶くらい、自由にさせてくれよ。
うるさいな。

そりゃそうよね。
私も書いていて、そう思ったもん。
うるさいよね。


でもさ、やっぱり言いたい。



べつに疲れてない。

<あとがき>
こんなこと書いてますが、斉藤和義の「おつかれさまの国」は好きです。「お」をつけて、「さま」まで付けて♪
今日もありがとうございました。





























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