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2024年旅行記録⑥GW最終日信州地域新聞蒐集行

2024年5月6日(月)GW最終日に日帰り

何となく自宅を出発

なかなか予定が立たなかったGW、結局最終日まで持ち越しになり、朝目覚めてから県外日帰り旅行を決断しました。

早朝に起床出来たので朝食の後、クルマを走らせます。当初は長野県上田市に向かいました。
途中岐阜県高山市奥飛騨温泉郷にある福地温泉にある「朝市」に立ち寄ります。普段は通過してしまいますが、全国各地の温泉を擬人化した萌えキャラ「温泉むすめ」に新たに加わり何かないかと思ったのです。

事前情報からここにパネルがあると聞いていました。

実際にあったのはより広域的な「奥飛騨温泉」の温泉むすめ、奥飛騨五十鈴のパネルでした。

再び進み、安房トンネルを抜けて長野県に入ります。丁度上高地へ赴く観光バスなどで所々混んでいました。国道158号の長野県内、特に山間部は「酷道」の割には交通量が多く大型車同士の離合が困難な個所もあり、そのような所ではバイパスとなるトンネル工事も行われていますが現状は我慢するのみです。

信州入り

やっとの思いで松本盆地に達しコンビニで休憩を兼ねて新聞を購入。三才山トンネルで再び峠越えをして上田市に到達し、無料の駐車場がある上田電鉄別所線大学前駅でクルマを停めて電車で上田駅に向かいました。

上田電鉄で年に2回発行する「マイレールチケット」の図柄を楽しみにしており、新型コロナ禍の期間を含み皆勤賞でしたが昨年から紙の回数券ではなくQRコードが書かれた紙のカードになり、合わせて有効期限が撤廃されました。その為か昨秋に購入したものと同じ図柄になってしまっていました。

この事もあり上田市内を徘徊する気が萎えて移動する事にしました。まだ時間も早く、無料化した新和田トンネルを抜けて諏訪地域に向かいました。
途中で新聞販売店に立ち寄り上田市で発行している地域紙2紙の入手を試みましたが生憎閉まっており叶いませんでした。上田市で発行しているローカル新聞「東信ジャーナル」「信州民報」は何れもコンビニ等での即売は行われておらず直接本社か配達を行っている新聞販売店を訪問するしか入手の道はありません。

年2回の恒例行事の「上田参り」は今後再考すべきと考えつつ転進

長和町に入り旧中山道と合流した後標高1,200mまで上がっていき、トンネルを抜けて下諏訪町に入ります。こちらも急な下り坂で諏訪湖畔まで下りていきますがその途中で諏訪大社の前を通ります。
JR下諏訪駅舎内にある観光案内所に立ち寄ります。お目当てはここでも「温泉むすめ」です。

写真撮影と観光案内所でグッズの購入後合わせて日帰り温泉施設の場所を聞きました。数ヶ所ありどこも廉価で入れる旨聞き、案内図を貰ってクルマでその内の1ヶ所に向かいます。途中コンビニに立ち寄り長野県諏訪市で発行している「長野日報」と「下諏訪市民新聞」を入手します。因みに下諏訪は「諏訪郡下諏訪町」で市制は敷いていませんがそれでも「市民新聞」です。
公衆浴場(所謂「銭湯」)よりも安い料金で入れるのですがその分シャンプーやボディーソープの備え付けは省いてあります。それでも下諏訪温泉の熱めでいいお湯を初体験しました。

お昼を過ぎたのでどこかでご飯でも、と思いましたが生憎この辺りの国道20号沿いには外食店が少ない印象がありました。しかし持参の地図を見ると湖岸にも幹線道路がありそちらの方が開けているようです。
早速向かってみますと片側1車線の国道20号に対し片側2車線と広々としており難なく昼食にありつけました。

ローカル新聞集めで走り回る

岡谷市内に入りコンビニで「岡谷市民新聞」を入手しました。この発行者が「市民新聞」を名乗っており、他にも「諏訪市民新聞」、先程入手した「下諏訪市民新聞」の他に上伊那郡辰野町を対象にした「たつの新聞」、上伊那郡箕輪町を対象にした「みのわ新聞」を発行しています。タブロイド判の紙面はほぼ共通していますが、1面は地域毎に変えてあり他地域の記事は共通ですが配置を変えています。2021年まではこの他に茅野市を対象にした「茅野市民新聞」と上伊那郡南箕輪村を対象にした「南みのわ新聞」もありました。1つの「町」を対象にしたローカル新聞は北海道などにも幾つか挙げられますが、「村」を対象としたローカル新聞は記憶にある限りここ位しかありませんでした。

「岡谷市民新聞」の1面は他紙では紙面中程に移される。

昼食後たまたま見掛けたブックオフに立ち寄り何か掘り出し物がないか見てからまだ時間がありましたので、岡谷市から高速道路や国道20号で塩尻・松本方面に直接向かわずに県道を辰野・伊那市方面に走らせます。初めて走る道ですがほぼ一本道です。
辰野町内に入りコンビニで先述の「たつの新聞」と「長野日報(上伊那版)」を入手しました。

諏訪市で発行しているローカル新聞である「長野日報」は元々「南信日日新聞」を名乗っていましたが1992年に「長野日報」と改題しました。尚、長野市内には取材拠点はありますが販売区域には入っておらず長野市民でこの新聞の存在を知る人は殆どいないと思われます。
「長野日報」紙面は諏訪市を中心にしたものと上伊那郡を対象にしたものの2種類があり、同じ題字にもかかわらず定価も異なっています。

「長野日報」紙面比較、上が上伊那版で下が諏訪版。ページ数も異なる。

伊那市及び上伊那郡は1990年代までローカル新聞「伊那毎日新聞」がありましたが廃刊になり、諏訪地域で発行しているものの地域密着紙面を展開している「市民新聞」と「長野日報」が地域のローカル新聞として定着しています。

在りし日の「伊那毎日新聞」。

ここで国道153号を北上し富山への帰途に就きます。中央分水界である善知鳥(うとう)峠を越えると太平洋に流れる天竜川水系から日本海に流れる信濃川水系に入ります。

北陸にないものを探して立ち寄りつつ帰途に

塩尻市に入り北陸では見られないスーパー「西友」に立ち寄ります。ネットの情報でゲーム「ウマ娘プリティーダービー」とのコラボをしていると聞きつけたのですが特にそのような形跡はありませんでした。

それでも富山県はじめ北陸では入手不可能なPB商品を何点か購入しいよいよ長野県を離れます。
松本市旧波田町までは裏道を駆使し塩尻~松本間の国道19号の渋滞を回避して安房トンネルまでほぼ休みなく走り、岐阜県飛騨市旧神岡町の道の駅で休憩し帰宅しました。GW最終日で上高地や飛騨高山から大都市圏に戻るクルマが多く、反対車線は混みあっていましたがこちらは澱みなく走り抜けました。

今回入手した地方新聞(ブロック紙含む)

市民タイムス(長野県松本市)
下諏訪市民新聞(長野県諏訪郡下諏訪町)
岡谷市民新聞(長野県岡谷市)
たつの新聞(長野県上伊那郡辰野町)
長野日報(長野県諏訪市)
長野日報上伊那版(長野県伊那市)
北日本新聞(富山県)
富山新聞
岐阜新聞
信濃毎日新聞(長野県)
北陸中日新聞(富山県向け)
中日新聞
中日新聞(長野版)

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