2023年旅行記録⑫友人と行く福井県嶺北「湯処巡り」行
2023年10月
鉄道の日にクルマで遠征
10月14日(土)に友人である村田田さんよりお誘いがありました。
スーパー銭湯のチェーン店である「極楽湯」でアニメ「リコリス・リコイル」とのコラボ企画があり、最寄りの福井までドライブがてらどうか、との話でしたので、早速その話に乗り、田さんのクルマで福井へ向かいました。
高速道路を順調に南下しますが石川県に入り白山市と能美市の境界でもある手取川の橋が老朽化で架け替え工事が行われており、車線規制もあってその区間は渋滞していました。
渋滞を抜けて福井県に入った最初の休憩地点である女形谷PAにあったコンビニで福井県のローカル新聞を入手し、丸岡ICで高速を下ります。
一般道で福井市内に向かう途中で通ったのは北陸新幹線と一般道が並走する橋。当時は開業を前にしてまだ工事が行われていました。
午前中に極楽湯福井店に到着。入館料を払う前に既にグッズに手が伸びます。
館内でも脱衣場に辿り着く前にキャラクターの写真を撮っています。
お風呂に入ると露天風呂の背後から電車の走行音が時折聞こえてきます。クルマ社会の福井県なので鉄道とは無縁の場所にあるのかと思いきや、すぐ裏手にえちぜん鉄道が走っていました。
田さんが風呂上がりに個室を予約してくれたお陰でしばし畳敷きの部屋でごろ寝をして憩います。
持参のノートPCで動画を見つつコラボの甘味を味わいます。
お風呂で心を満たした後はお腹を満たす
小1時間の休憩の後、昼頃退館しお昼を食べに次の目的地に向かいました。折角福井に来たのだから、と「ヨーロッパ軒のソースカツ丼」を頂きます。
「ヨーロッパ軒」は福井市中心部に総本店がありますが、暖簾分けした「分店」が福井市周辺や敦賀市にあり、その中でも大和田分店に向かいました。
福井市の北部にある大和田はクルマ社会の福井市にあって南北に貫く国道8号沿いに郊外型ショッピングモールやロードサイド店が立ち並ぶ一大商業集積地になっています。因みに県紙「福井新聞」の本社もあります。
席が空くまで少し待ちましたがソースカツ丼を堪能し、まだ時間があるのでどこかに寄ろうと鳩首協議した後、「温泉むすめ」を展開している芦原温泉に寄る事にしました。
スマホのナビを見つつ田さんの運転で幹線道路から外れた道を走り、グッズを売っているとされている芦原温泉旅館協同組合に辿り着くものの土曜休業していました。
慌てて他にグッズ等を展開している施設を探すと「清風荘」と言う旅館が見付かり、転進します。
もう1回お風呂で心を満たす
クルマを停めフロントへ行くと丁度チェックインの時間帯に入っており係員が甲斐甲斐しく出迎えてくれます。単なる日帰り温泉利用だったのでこちらが恐縮してしまいます。
フロントで日帰り入浴料金を払うとタオルも付いていました。ロビーには芦原温泉の「温泉むすめ」芦原小梅ちゃんのパネルが飾ってあり、写真を撮ります。普通の宿泊客から見ると滑稽に見えているかもしれません。
広々とした温泉浴場ですっかり温まりました。売店を覗いてから退館します。温泉のはしごは滅多にしないのですが、それを補って余りあるお湯でした。
国境越えを果たす
まだ日没前だったので福井・石川県境にある「越前加賀県境の館」に向かいます。「県境の館」が所在する吉崎は福井県あわら市と石川県加賀市に跨っており、集落の真ん中に県境があります。
吉崎の福井県側には浄土真宗布教の拠点であった吉崎御坊跡があり、今でも蓮如上人記念館や道の駅があり、多くの訪問者を集めています。
ここは両県境に跨って建物があり、床や舗装の色が違っているので境界線が可視化されています。この建物の固定資産税の配分、上下水道の接続、電話回線など県境に跨っていると色々とどのようにしているのか、興味が絶えません。
居合わせた係員に色々と質問を投げかけたり県境を跨いだ写真撮影をした後帰途に就きます。加賀ICから北陸自動車道に入りますが、入ってすぐの尼御前SAに立ち寄りました。
幾つか手土産を買った後富山へと順調に進みます。道中で日没を迎え、無事に帰宅しました。
この日は終始村田田さんの運転でした。お誘い頂いた事に今更ながら感謝申し上げます。
今回入手した地方新聞(ブロック紙含む)
北日本新聞(富山県)
富山新聞
北國新聞(石川県)
福井新聞
北陸中日新聞(富山県向け)
北陸中日新聞(石川県向け)
日刊県民福井
中日新聞(福井版)