英語・タイ語マイアンチョコの作り方~市販の参考書よりも効果大
【2023.4.23更新】
「6. シーン(場面)別に分けることが大切な理由」を追記しました。
新しく英語、タイ語、その他の語学を学ぶ方には、マイアンチョコを作るよう推しすすめています。
アンチョコは自分仕様の単語・表現集のこと。アンチョコの単語、フレーズをスマホなどに録音すれば自分専用のテキストになります。
その効果は市販のテキストよりも大きいです。
市販のテキストでももちろんスキルアップはできます。でも、テキストの内容が全て会話の現場に直結するわけではありません。
外国語会話で大切なのは、
自分が出て行く環境に合った言葉を
持って行くことです。
アンチョコを作っておけば、
「覚えられない」、「簡単に忘れる」ことへの罪悪感も抱く必要はありません。
会話の現場に出る前に「すぐに調べられる環境」を作って対策をすればOKです。
以下、作り方を記します。
1. ノートを用意
ノート選びは非常に大切です。ノートで運命が分かれると言っても過言ではありません。
ポケットに入るA6サイズ、紙の抜き差しが簡単にできるリングノートがおすすめです。ちなみに私は以下リングノートを使用しています。
●LIHIT LABAQUA DROPsツイストノートA6サイズ (品番 N-1665)
●専用の交換リーフ(横罫)LIHIT LAB (品番 N-1663)
●専用の交換リーフ(方眼罫)LIHIT LAB (品番 N-1663S)
横罫か方眼罫かはお好きな方をお選びください。各商品ページに購入可能なWEBショップのリンクもあります。
写真は私の仕事用アンチョコです。お店で勤務するときポケットに入れて持ち歩いています。
2. インデックスを用意
インデックスは、会話のシーンを書くのに必要です。インデックスがあれば、知りたい単語や表現まで何ページもめくらなくてもパッと見ることができます。
インデックスは100円ショップで売られているものでも構いません。ちなみに私は以下を使用しています。
●ダイソー ラミネートインデックス[中]
ラミネートがあると傷みにくいのでおすすめです。
3. 場面のカテゴライズ(分類分け)
自分が必要とするシーン(場面)をラフにメモ書き、カテゴライズしたらインデックスを作ります。
【カテゴライズの例】
●接客仕事用
「お迎え時」、「商品説明」「キャッシュレス会計時」など
●海外旅行用
「入国審査時」、「タクシー乗車時」「レストラン注文時」など
私が働くお店では食品を扱っていますので「原材料」、「成分」、「栄養素」などをインデックスに書いています。
4. 場面のカテゴライズ後、単語、表現を書き込み
カテゴライズした用紙に自分が使いたい単語、表現を書き込んでいきます。ひたすらこの繰り返しです。
手書きの方が手を通して自分の身に入っていくのでおすすめです。
達成感も大きくなります。
時が経つと、追加したい単語や表現が出てきます。でも抜き差しカンタンなリングノートを選んでいますから追加もストレスフリーです。
5. 英語、タイ語はすぐに覚えられない?
英語、タイ語のような外国語を頭だけで覚えるのは、限界があるからです。特に習いたてのうちは、すぐに覚えるスイッチになっていません。
アンチョコを用意することは伝えたいことを予め整理でき、すぐに調べられる環境を作り出せるのです。
相手との会話には、伝わりやすい単語選び、シンプルで中身のある内容は必須です。
6. シーン(場面)別に分けることが大切な理由
私はアンチョコを作る上で、フレーズや単語をシーン(場面)別に分けることを散々伝えてきました。
実際に使う場面を想像しながら練習することで、実践しやすくなるからです。
場面を想像することは、会話の相手を想像できることです。
試験前のように場面を想像せずに覚えていたのては、実践その場面に出たときにフレーズが出てきません。
本当に話せるようになりたいのなら、今から場面を想像してフレーズを暗唱することをおすすめします。
私も以前、海外のお客様と話していてすぐに英語が出てこなかったとき、アンチョコを見ながら対応したことがありました。
その後、お客様が私のアンチョコを見て"Thank you!"と言ってくださったのです。
決して無駄ではありませんでした。
自分のお仕事に箔をつける意味でもオススメです。
ここまでお読みいただきありがとうございます。