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book#10 自分とか、ないから。

サンクチュアリ出版、著者 しんめいP 氏

エリートコースを辿っていたところから、人生が暗転して、今に至る著者自身ストーリーでもあり、

暗転後、今に至るまでの読み漁った本から、東洋哲学に辿り着いた経過とともに、著者視点での独特な解説が書かれています。

東洋哲学といっても、本の中で堅苦しく深堀りしていくという感じでは無いです。

過去の偉人、釈迦、空海、龍樹、達磨、親鸞等々…を紹介しながら、「空」についての理解がしやすいよう、かなりコミカルな表現で書かれています。

重苦しい感じもなく、難しい表現もなく、

仏教(東洋哲学)って何?どんな偉人がどんな言葉を残してきたの?という人が最初に読んでみるのにお勧めな本です。

著者の経験が随所に組み込まれ、親近感のある内容。読んだあとに、肩の荷が降りて気楽になれるような気持ちになりました。

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