純ジャパ3歳児の英語保育園奮闘記#5
英語のシャワーを1,000時間浴びたお子が爆速で英語を吸収していた前回、
そこからさらに4か月とちょっとが過ぎた今日この頃。
2023年の6月入園なので1年間頑張って英語の保育園に通ったお子、ついに親を超えてきた。
いや、もう超えられてしまった、と言うべきか。
思わず調べちゃった「Tidy Up」
「今日保育園で何してきたの~?」的な会話の流れで唐突に「タイディナップ!」が出てきた。
最初はあまりに唐突だったので、え?え??と聞き返してしまったくらい。
一応、まがいなりにも大学受験を経験してきて、一般人平均ギリギリ及第点くらいには英単語張もやってたと思うのだが…「Tidy Up」なんて出てこなかったよね?
New CrownにもキクタンにもTidy Up出てきてないよね??
という気持ちでいっぱい。
これこそ学校での座学や受験英語ではなく、生きた英語の実力なのかと。
恐れ入った。
しかもこれ面白いのが、「ちゃんとお片付けしなさーい!」と言っても全然聞く耳持たないのに、保育園で流している「It's time to tidy up」みたいな曲を流すとノリノリでやってくれるの。
こういうのはとてもありがたい。
幼児語だし絶対わからん「Yucky」
その日はスープか味噌汁かに入っていた青菜に対して、「葉っぱはヤッキーだから」と言って、いらない!の姿勢を示していた。
「ヤッキー?ヤミーじゃなくて?」と聞いても「ヤッキー!」と念入りに拒否される始末。
「美味しい~」というときに使う、「Yummy」は聞いたことあったのだが、むしろ何故その時疑問に思わなかったのか不思議だが、当然「Yummy」にも反対語が存在する訳で。
しかもイヤイヤ期真っ盛りの3歳であれば、「Yummy」よりも「Yucky」を使いたいのが日常か。
3歳児集団のましてや自由奔放なデンマークでのお食事風景なんて、あれもYuckyこれもYuckyであろうことは想像に難くない。
しかもこのヤッキーという発音、可愛いけど、小憎たらしいのがまた良い。
欧米ノリのリアクションで「Oh my God!」
朝食の時間、手で食べていたデザートのチェリーをポロっと落としてしまった。
ここまではよくあるいつもの光景だったのだが、その後間髪入れず両手をほっぺに当てての「Oh my God!」が出た。
ちょけ過ぎである。
さながら、イメージはフルハウスのステファニーだ。
変化球「Oopsy」
英語の授業で習った単語のうち口癖にしたいラインキング堂々第1位の「Oops」
アウチ!よりもネイティブっぽいので1学年に1人は「Oops」を口癖にしだす奴が絶対にいる。
お子も例に漏れず「Oops」が出てきたのだが、もう少し正確に言うと「Oopsy」が出てきた。
お子風に言うなら「ウプシー」だ。
そんな言い方もあるのか、と日々驚かされる。
子供っぽいこそばゆい言い方がなんとも可愛い。
ついにはスラングも学んでくる始末「What a man!」
帰ってきていきなり「ワッタメーン!!」ときた。
すごくノリノリで楽しそうな顔しながらの「What a man!」だった。
「What the hell!」とか「What the f***!」じゃないのが救いだろうか。
たぶんこれは先生じゃない。
ヤンチャな兄弟を持つ同学年の男の子とかから学んでくるんだろう。
Paw PartrolやPepper Pig、Disneyでも絶対言わないはず。
リアルに「どーこでそんな言葉覚えたの!」になってしまった。
日常会話英単語レベルならまだなんとかカバーできても、口語的な言い回し、感情表現に幼児語、スラング、変化形とかになってくるとGoogleやRedditに聞かないとわからんわけで。大変だ。
しかしまぁ、なんだ。本当に英語クラスでよかった。
これ、デンマーク語クラスだったら意思疎通が全然できなくなるところだった。