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「立春」 改めて始まりの日に


2023年2月4日 立春

寒さのピークをやっと越えたか、もうすぐ超えるか、という時期の「立春」は、新たに自然の芽吹きが見え始める時期としても、現在、山と田畑に囲まれ自然と向かい合って過ごしている私に取っては「立春」が1年の始まりと言われることはなんとなく体感で納得がいくようでもあり、他にも様々語られる1年の始まりの日って実はたくさんあ理、それはそれで納得できるものが多いなぁと思っています。




1年の始まりと言われる日(個人的に見聞きする範囲で)

1月1日 元旦 新年の始まりの日
1月22日 春節 旧暦の元旦
2月4日 立春
3月21日 春分



ちなみに「春節」は月暦のため毎年異なり二十四節気の雨水(新暦2月19日頃)の直前の朔日(新月)を旧暦の元旦とします。二十四節気の一つである立春・春分も微妙に日が異なる年がありますね。

ちなみにタイだと日本で言うお正月が4月にあるのだとか。そう言う意味では日本の新学期は4月1日からですし、海外では9月1日のところも多いですし、始まりの日ってその国によって定めたものや、昔からの太陽や月など自然の動きに合わせた暦を使う場合もあるし、様々あるんだなぁって思います。


面白いなぁと思うことは、元旦を始まりとするお正月三が日を表す言葉として「新春」があり、「春節」「立春」「春分」と全て「春」が使われていること。
人は、寒い冬が終わりいよいよ春になって自然がまた芽吹き始める時期を1年の始まりと捉えているのかもしれません。その切り分け方の基準がちょっと異なるだけで。




そういえば、先日雪が降った日に見た庭の梅の木も、小さな蕾が芽吹き始めていました。写真はお天気が悪くてモノクロ写真のようになっちゃいましたが・・・。



あえて、この日「立春」を選んで久しぶりにnoteを更新したのは、「私自身が新しく生活を始めようという一区切りをつけようと思った。」その理由が一番大きくもあり、1年の始まりとも言えるかなぁと思ったからでした。


昨年は様々あり、移住していた台湾から国境をこえ日本へ戻るという選択をし、高校を卒業して以来の実家での田舎暮らしを始め、生活がガラリと変わりました。

高校を卒業後は、地方都市も含めて基本的には街に、東京・台北という首都と呼ばれる場所には18年間住んでいました。
仕事でも私を個人的に知っている人たちからはいい意味で「バリキャリ」と言われ街中での生活を謳歌していた状況から、それこそ一気に山と田畑に囲まれ日々自然と向かい合う生活になり、台湾の温かい気候から日本の厳しい冬も含む四季に富んだ自然に囲まれる環境へと変わりました。


せっかくならば。
この大きな節目に自身が感じていること、今まで感じてきたこと、大切にしていること。そして、今ほんのちょっとお休み中ではある仕事についても、これから感じたことを日々徒然と書いていこうかぁなと思っています。
経験したその瞬間だから感じることも、だんだん慣れていくと忘れたり薄れていったりするもの。今だから感じること、書けることもあるかなぁとも。




とはいえ、どんな生き方をしてきたのか、どんな経歴なのかが分からないと書いている内容がぼんやりとしてしまうかもな、とも思うので、今までの経歴や趣味などの自己紹介は改めて別記事で書きたいと考えています。




今日は晴れたり曇ったりでしたが、先日綺麗に晴れていた1日の写真を。

最近はこのような景色の中で、山の手入れ仕事や田畑の草刈りや刈った草を焼いたりとのんびりとしつつもなんだかんだと作業をしながら過ごしています。本当に1年前にこんな生活をするとは考えてもいなかったなぁ、と。
それでも、まだまだ見たい新しい景色も、そしてふんわりとしたいなぁと思っていることもあるので、少しのんびりして、そしてこの生活に慣れてきたら。
ちょっとずつ、多拠点で生活をする準備を、田舎と都会と、日本と海外と、様々な場所で新しいことにチャレンジしていきたいなぁとも思っています。


私なりのやり方で、「よきひと・よきもの・よきこと」を応援したいとも。
そして、まだ見ぬその場に立たなければ分からない新しい景色を見たいとも。
そんなことを思いながら、今日もまた畑で自然と向かい合いつつ作業を。



これから始まる1年も、良い年となりますように。



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