見出し画像

いい人を演じてきた結果

久しぶりのNoteの投稿になります。


ちょこっとだけ自己紹介!
かとうようこと言います。リトリーブサイコセラピーという手法で心理セラピーやカウンセリングをしています。趣味は登山、スキー、パン作り、料理などです。Noteでは読んで下さる皆様に少しでもお役に立てるような記事を書いていきたいと思います。


幼い頃からいい子、いい人を演じて生きてきました。でもその結果、苦しくなってしまいました。その時に出会ったのがリトリーブサイコセラピーです。今日は、いい人を演じてきた結果どのようなことが起きたのかについてお話しします。


幼い頃から、素晴らしい人になるぞ!という目標を掲げて生きてきました。30代半ばを過ぎてきた頃にふと、素晴らしい人というのは漠然としていて、でも具体的にしようと考えてみても思いつかなくて。その頃はわからなかったけれど、今振り返ると、誰からも嫌われない、拒絶されない、否定されない、認められる結果が欲しくて掲げた目標だったと思います。


誰からも・・・となると人と接しているとどこに意識が向くと思いますか?


誰からも・・・


それは周りの人みんなに対してになります。顔色を伺い、自分の言葉、表情、振る舞い、感じる感情までも作り出していました。そうして嫌われないようにいい人を演じてきました。


人はそれぞれ価値観が違いますよね。それに日によっても考え方が変わることもあります。その全てに合わせるためには自分の感情や本音は邪魔になりますよね。自分を無にすることで相手を受け入れられる。自分を無にする為に、考えないように、感じないようにします。でもこれだと自分のことがわからなくなるし、虚しくなりますよね。


外側はハリボテ。中身は空っぽ。


相手から嫌われたかもと感じると、自分自身に対して死ねという言葉が湧いてきて止まりませんでした。それくらい嫌われること、そしてその時に感じるさまざまな感情に触れることが怖かったのだと思います。


相手の顔色を伺い、自分の感情や本音を無視して、相手から受け入れられないような自分を否定する。これで自分が自分のことを信頼できると思いますか?当時の私は自信が欲しいと思っていたけれど、これでは自信が得られないどころか、自分のことを嫌いになりますよね。


自分の感情や本音を無視しても、それは無くなった訳ではなく、ただ抑圧しているだけ。抑圧にはものすごくエネルギーが使われます。鬱のような症状になることも。また感情や本音を抑圧しているのは、人からの罵倒や否定、拒絶や無視などが怖いから。ちょっとでもその可能性を察知してはそういう自分を抑圧していくと、ますます人と接することが怖くなり、引きこもってしまうこともあります。


そしていい人を演じている人は自分よりも相手が優先。相手に対してNOが言えず、いい顔をして相手を喜ばせようとします。そうしているとどんな人が周りに集まってくると思いますか?


粗末に扱われても笑って受け入れていませんか?

理不尽だと思うけれど受け入れて、相手の心を癒してあげているなんて思っていませんか?以前の私はそう思うことで理不尽だと思うことを受け入れて、本音をいうことを避けていました。でもそれをしていると、周りには粗末に扱う人や利用する人が集まってきます。


そして自分のことを大切に扱ってくれる人に対しては、本当の自分がバレたら嫌われてしまうと、自分から距離を置いてしまいます。


ということで、今日はいい人を演じてきた結果についてのお話をしました。


いい人を演じることは、自分が自分自身を八方塞がりにする生き方です。でもその生き方で自分自身を守ってきています。この生き方は幼い頃の自分が生きていく為に必死に考えて選んだ生き方です。


いい人を演じてきたということは、幼い頃からそのままのあなた自身を受け入れてもらった経験がないということ。大人になって周りにそのままのあなたを受け入れてくれる人が現れても、素直に受け入れられないのは、そのことを受け入れると生きていけないくらい怖いことが起きると脳が反応しているからです。


子供にとって親から見捨てられるのは死を想像しますよね


ずっと我慢をする生き方、いい人をやめられないなど悩んでいるあなたへ。
まずは自分の中で何が起きているのかを見ていくことが、自分を知ることへ繋がり、解決への糸口になります。


カウンセリングや心理セラピーセッションでみていくことが出来ますので、
よかったらお気軽にご相談くださいね。詳細はアメブロからどうぞ!


リトリーブサイコセラピーについて、もっと知りたい方は
ユアエクセレンスやリトリーブサイコセラピー協会のHPをご覧くださいね!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?