山梨
雲母昇れば働き出す
日陰やすみたち
柔らかい性質が
空の仲間へ
視線送りし
稲妻として
稜を駆け降り
緩やかな曲部
ふとましさ
どの道においても
違うことなく
無いものをなぞり合わせ
逐一読み合い続ける
トタンの寂景色のもとからは
じわりと気流が現る
雲々の前後へ
レイヤーを翻すも束の間に
それぞれがくっきりと
違いを白めていく季節がある
反対には
白の帳に身を包む
富士の朧
揺れ動く
雲海の光に漏れつつも
不動の視線を私に許す
何ものか
雲母昇れば働き出す
日陰やすみたち
柔らかい性質が
空の仲間へ
視線送りし
稲妻として
稜を駆け降り
緩やかな曲部
ふとましさ
どの道においても
違うことなく
無いものをなぞり合わせ
逐一読み合い続ける
トタンの寂景色のもとからは
じわりと気流が現る
雲々の前後へ
レイヤーを翻すも束の間に
それぞれがくっきりと
違いを白めていく季節がある
反対には
白の帳に身を包む
富士の朧
揺れ動く
雲海の光に漏れつつも
不動の視線を私に許す
何ものか