サウナ×ハーブティーの店を開きたい。
アイドルの引退宣言の如く、前回の記事をもって、ひとつの夢への執着を手放しました。
自分語りだったので、あまり期待はしていなかったところ、意外にも読んでくださる方がいて(私としては10人以上スキしてもらえると多いと感じるのです)勇気をもらいました。労っていただいてるような、新しい夢への背中を押してもらっているような、勝手にですがとても嬉しかったです。
これから。
さて、ひとつ夢を叶えました。執着を手放した今、すごく清々しいような晴れやかな気持ちになっています。悲しみに耽る時間にも、一区切りつきました。いよいよ、次なる新しい夢に向かって前進しようと思います。
今回は、実現するかもまだわからない私の新たな夢のおはなしです。
自分の中に秘めていようかとも思ったのですが、語りたがりなのでウズウズしてしまっていました。そんな矢先に、カラムーチョ伊地知さんの記事と巡り合わせまして、すぐさま表現しようと心が決まり行動に移した次第であります。
物凄く心が揺さぶられる言葉だったので、引用させていただきました(挨拶もなしに勝手にすみません…!)(noteにDM機能とかあったらいいのにな…!)。
執着を手放して解放的な気持ちになったとはいえ、苦しむことは多々ありました。そして、そんな沈殿した苦しみを創作に昇華するなら、私は「文章」で表現したいなと思ったのです。
実はもう明確にある。
公務員としての所属は手続き上、残り2ヵ月はありますが、実質もうクラスには戻れないので、すでに私は自由でストレスフリーな状況にあります。
まっさらな状態になった私に対して、親友は「よりどりみどりじゃんね!」と嬉しそうに言ってくれました。選り取り見取り。何でも選び放題。確かに…!無職を経験することに焦っていましたが、その一言でガラリと見方を変えることができました。
よりどりみどりになった今、私が心躍る生き方は「ハーブティー×サウナ」のカフェとプライベートスペースを作るということに到達しました。というか、ひらめいてしまったという感じです。
これは躁うつの人のある意味、特権なのかなと思うんですけど、調子がいいときはひらめきの力がかなり効果的に表れがちです。なんだかすごく、創作意欲が湧いてくるような、アイデアが浮かんでくるような、そんな感じがあります。
ふと、躁うつ、すなわち双極性障害を患った著名人は芸術家に多いのではないかと思い立ち、検索をかけてみるとえらいことにドンピシャリ。
中島らもの話は有名ですが、ベートーヴェンやゴッホ(てんかんと統失の説もあり)、宮沢賢治や太宰治まで一覧には載っていました。まあ、それぞれの説明を読んでみると、あまり正確に診断がなされているわけではなさそうでしたが、時代背景もあるだろうし、兆候があったことには間違いなさそうです。
この病にも、多少なりともいいことが、しかも唯一無二にも成り得る可能性が秘められているのだなと捉えました。少し、希望が見えてきました。
そんなこんなで、言葉通り夜も眠れないくらいにアイデアが浮かんで止まらなかった私は、その翌日、早速その頭の中のアイデアを立体的に再現することにしました。
完成品がこちらです。
全く意味わからないと思いますww
ミニチュアで遊んでたわけじゃありませんよ(笑)
見ただけじゃ伝わらないと思いますので語らせてもらいます。
ひとまず、全体像としてはハーブティー専門店のカフェと、プライベートサウナが併設された空間を作りたいと思っています。なぜその2つか?という話はこのnoteの末尾で。
まずは入り口を入ると、カフェスペースが現れます。入店時には、「いらっしゃいませ。こんにちは~。ハーブティーですか?サウナですか?」と聞く予定です。
「ハーブティー」と答えた場合
お客様が好きな席を選んで、気分に合うハーブティーを選んでもらいます。軽食はマドレーヌやフィナンシェ、クッキーなどを出来たら手作りのもので提供したいです。土日限定でドーナツやケーキなんかも出したいな。妄想が捗ります。
大学生の頃はカフェ巡りが趣味で色々なコンセプトの空間を楽しみ、社会人になった今はお気に入りの行きつけのカフェ2つ3つに落ち着きました。行きつけになったのは、美味しいというのは勿論、プラスでお店のオーナーさんやスタッフさんと仲が良くなったことも理由にあります。なんなら、飲みたいよりも会いたくて喋りたくて足を運ぶこともあるくらいです。(推しもいますっっ!)。そういうときは決まって、カウンター席を選びます。カフェで働いている人と話すことに、私は魅力を感じるようです。
「どれがいいか分からない」「ハーブの味が想像つかない」という方に向けて、試飲ができるブースも設けたいです。会話を通して、体調や気分や好みに合ったハーブティーを提供することが目標でありこのカフェの醍醐味です。
一応、教育に携わって生きてきたので、子どもも好きですし、ママさん世代が子どもと一緒に来れる様な雰囲気も作っておきたいなと思います。せっかく大学で司書の免許も取ったので、絵本なんかも何冊か並べてあげたいですね。
カフェ編はこの辺で。
「サウナ」と答えた場合
プライベートサウナを予定しているので、予約制になると思います。ただ、当日でも空きがあれば入ってもらって大丈夫です。世間のサウナブームがいつまで続くか分かりませんが、次々と生まれるサウナ界で生き残るには「差」をつける必要があります。
プライベートサウナでも、湯通しができるバスタブがあったり、水風呂が初心者でも挑戦できるように2~3種類の温度(10℃・17℃・21℃など)を用意したり。このあたりは、もう少し全国のサウナを回りながら定めていきたいところです。
経費やコンセプトにもよりますが、一旦室内サウナと屋外サウナの2種類を計画中。室内はこじんまりとした小さなプライベートサウナが理想。
あるもので作ったので見ただけじゃ分かりにくいですが(笑)
トントゥ(フィンランドの妖精さん)が、バレルサウナ(樽の形をしたサウナ小屋)のイメージで、手前の水色のもこもこが水風呂、銀のようわからんやつがととのい椅子です。
もうちょっと広くイメージしてたんですけど、ドミノが底をついてしまったのでギリギリここまでです。それにしても、ドミノやシルバニアやミニチュアがこんな形で活躍してくれるとは思いませんでした。幼い頃の遊びや創造力や玩具って、役立つときもあるのですね。
なぜ、サウナ×ハーブティーなのか。
さて、妄想の話はここまで。最後に、お店を開きたいと思った理由を記しておきたいと思います。
上記の3つが主な理由です。
①に関して。飲み物は、飲むというお手軽な行為とは裏腹に、気持ちやモチベーションなどの内面をガラリと大きく変化させてくれます。切り替えができる。ホッと一息つける。癒される。瞬時に幸福を感じられる。
人の体の60%は水分でできているというように、飲み物と人間は切っても切り離せないものです。3代欲求の食欲には負けますが、飲み物も人が生きていく上でなくてはならない存在です。
水分補給を、もちろん水で満たしてもいいです。でも、折角ですから気分に合わせて自分のプラスになるものを取り入れられたら、それが習慣になったら一石二鳥ですよね。自分の機嫌は自分で取らなくてはなりませんから。
そうして、珈琲・紅茶・ハーブティーの3択が浮かんできたのですが、珈琲は既に流通しまくっていてライバルが多すぎます。ライバルというよりリスペクトするお店ばかりなので自分も同じもので勝負するのはわくわくしません。紅茶は大好きですが、専門的に学べる場所が九州ではあまりにも少なすぎます。そこで、いきついたのが私も長らく愛用しているハーブティーの専門店でした。そのお店も、カフェではなく販売のみが基本形なので、その概念や常識を覆してハーブティーのカフェが珈琲屋と並ぶくらい当たり前になってくれるといいのですが…もう少し勉強と作戦が必要そうです。
②に関して。もうこれはそのまんま。繊細な自分の気質を押し殺すのはやめにして、気質に合った静かで落ち着いてのんびり思考できる空間にいたいから、ないなら作っちゃえという魂胆であります。(そんな簡単には作れん)
③に関して。サウナブームによって、今や全国どこにでもサウナがあるような時代です。ハーブティーのお店も、都会にいけばもっと存在します。でも、私が作りたいお店は、まだ存在しないけど人に必要とされるものがテーマです。つまり、サウナとハーブティーを掛け合わせることによって、未だないけど人のためになるものを生み出したいと思っているのです。
先生になったまでは優等生で生きてきたけど、繊細だし、躁うつだし、公務員辞めたし。どうせ人と違うんだったら、逆に唯一無二の人間になってやろうじゃないかと思ったりするんですよ。まあ、叶うかは分かりませんけども。語る分は誰にも迷惑かけやしませんし、前向きに生きていくほうが何かとプラスだと思いますんでね。
何かを成し遂げるには、人生はあまりにも短すぎるし、
目標も夢もない人生は、かなしいくらいに長すぎます。
淡々と生きながらえて、何の痕跡もなく死ぬよりかは、
限られた時間でも夢をもって、爪痕は残して死にたい。
今の私はそのように思うのです。