十割蕎麦専門店10そば本町店オープン
よーじやグループが運営している十割蕎麦専門店10そばの2号店を本町にオープンすることになりました。
オープン日は11月10日(金)です。
2号店はなぜ大阪なのか。2号店出店の思い等々お伝えさせていただこうと思います。最後までご覧いただけますと幸いです。
10そばが目指すこと
10そばはそば粉の魅力を広めたいという理念を掲げています。
日常からはちょっとかけ離れた敷居の高さを感じさせる十割蕎麦ですが
早く、安く、を追求することでそば粉の可能性の大きさを皆様にお伝えしたいという思いがあります。
また、よーじやグループとしても「脱観光依存」という方針を掲げており、地域住民に愛されるブランドづくり・お店づくりを心がけております。
京都やあぶらとり紙のイメージが強いよーじやブランドには難易度が高い、一から地域住民に支えられるお店作りができる。
10そばブランドは企業としてのよーじやの新たなイメージづくりも担ってくれると期待しています。
本町店は2号店にして試金石
新規出店はいつ何時もワクワクするものです。
しかし、今回の出店は今後を左右する一定の成果を求めての出店となります。
現店舗御幸町店は2022年6月にオープンしました。
ありがたいことに、ランチタイムには現在でも多くのお客様に来店いただいております。リピーターの方も本当に多く通っていただいています。
地域の皆様に支えられているお店になっており大変うれしい気持ちでいっぱいです。
しかし、課題も多く見つかりました。
①アイドルタイム・ディナータイムの需要
お店の前は人通りが決して多いエリアではありません。
ある程度の想定はしておりましたが、特にディナー需要が低いということが露呈しました。
②天候の影響
これも想定の通りですが、雨が降ると全天候型の施設に流れます。
また、雨だけではなく暑すぎる夏、寒すぎる冬にも影響がありました。
物価高が続く中今後も通いやすい価格を実現するためには多くのお客様の来店が必要になります。
2号店は上記に挙げた課題を克服する我々として言い訳ができないエリアでの出店となります。
配送などの点で効率が悪くなる懸念がありながら京都ではなく、大阪の本町に決定した理由は言い訳をせず売上をしっかり作ることができる場所での出店にこだわった為です。
故に言い訳ができない本町店で想定の売上を作れなかった場合は今後の新規出店が難しくなります。フード担当の社員とも共有しておりますので今まで以上に真剣に取り組んでくれています。
苦しい中の御幸町出店が実現したからこそ
こんな突っ込みを入れたくなるかもしれません。
懸念がある場所ならなぜ出店したんだと。
おっしゃる通りです。飲食の成功体験がない我々は見通しが甘い部分もあったと思います。
当時はまだコロナの影響が残る中での出店でした。
イニシャルコストも最低限に。四の五の言えない状況の中見つけた選択できる中での最適の場所でした。
苦しい中でも御幸町店をオープンしたからこそ課題が明確になり、
より手ごたえを感じて本町店を開店できる運びとなりました。
世の中はどんどん厳しくなっていくので一年を大事に成果を早く出すことにこだわっていきたいと思います。
今後の10そば
1号店のオープンから1年と5か月を経ての2号店オープンとなりました。
求められるハードルは高いですが、コロナ禍を乗り越え頑張ってくれたスタッフと共に結果を残せるように努めたいと思います。
是非とも10そばブランドを広げられるよう頑張りますので
何卒お力添えのほどよろしくお願いいたします。
よーじや
代表取締役 國枝 昂