外国人スタッフの雇用について②
外国人の雇用には創業時より前向きです。
イタリアン業態なのでヨーロッパの外国人を雇用したいとかそのようなこだわりは特にありません。
外国で生まれて外国で育った人は外国の文化を実体験の中から理解しています。
そして日本に来て日本で暮らしてみて、自国の文化と日本の文化の違いを理解できます。
比較してみると良い面もあれば悪い面もあるでしょう。
また彼らは日本では理解されていない他国の良い文化を知っています。
特に食文化は奥が深いのでとても興味があります。
書籍やネットから情報収集もできますが、やはり本人から直に聞く生の意見は特別です。
そういった意味でも、どこの国の人であろうと学べることは共通に多くあります。
また、せっかく日本を選んで来てくれたので、日本の文化を沢山知ってもらいたいという思いもあります。
特に日本の飲食店のサービスレベルは世界的にみてもレベルが高いと言われています。
それはお客様に楽しんで食事をしてもらいたいという意識が強いからだと思っています。
サービスの手法やサービスの概念等日本の良い部分を自国に持ちかってもらえればと思っています。
もっと欲を言えば、日本で学んだ外国人スタッフが帰国した後に飲食店経営をスタートさせてその国の人々に素晴らしい飲食サービスを提供してくれたら言うことはありません。
そのような可能性もあるので、やはり外国人スタッフの雇用には前向きです。
・自分のお店の料理やサービスが世界各国に広がっていく
・日本で修行した外国人スタッフがその一翼を担ってくれている
・世界各国の人々に素晴らしい食やサービスを提供して感謝される
そんなことを想像しながら仕事が出来るのも飲食業に携わっていることの大きな魅力の内の一つです。
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