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言葉の宝箱 0004【不機嫌でいるのも疲れる】

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『モップの精は深夜に現れる』近藤史恵(JOY NOVELS 2005/2/25)

『天使はモップを持って』では大介の会社の掃除人だったキリコ。
彼女が若妻となった本作では編集プロダクションやモデル事務所など様々な会社で深夜超一流の掃除の腕をふるいつつ、もつれた人間関係の謎を解決。清掃人探偵キリコシリーズ第2弾。
『悪い芽』
オフィス清掃をしていたある夜、
シュレッダーのゴミの量が妙に少ないことに気付くが … 。
『鍵のない扉』『オーバー・ザ・レインボウ』
『きみに会いたいと思うこと』4話連作短編集。

・愛のある無関心というのもある P34上段

・不機嫌でいるのも、疲れる P37上段

・長く生きるということは、
どんどんいろんなことに抵抗がなくなって、
ゆるゆるになっていくことなのだろうか P72下段

・心を擦り切らせて同じ場所にとどまるよりも、
別の方法があるのなら、それを探したい P122上段

・世の中には、二種類の人間がいる。
悪いことが起こったとき、
「まさかそんなことが」と思う人間と、
「ああ、やっぱり」と思う人間。
どちらが幸福なのかは一概には言えない P181上段

・その人が好きで、その人のために頑張れば、
どんなことだってできるような気になっていた P208下段

・結婚しているってことは、
この先ずっと、ふたりで一緒にいるという約束のはずなのに、
なんかそういう意味がどんどん薄れていく感じ。
でも、結婚するってことがそういうことなのかなとも思います。
毎日舞い上がってばかりじゃきっと疲れてしまうもの P212上段

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