ビジネスシーンで勘違いされている事
今日の一言は稲森和夫氏。「大胆なだけでは完璧な仕事はできません。一方、繊細なだけでは新しいことに挑戦する勇気は生まれません。仕事をする場合、豪快さと緻密さという二律背反する性格を備え、使い分けることが必要です」
ビジネスシーンでよく勘違いされているのが、繊細=弱さという事です。これは全くの誤りです。大胆に前進するのは大事ですが、無目的な突進は被害が甚大だからです。上記の言葉が言いたいことは、繊細さは価値があるという事です。大胆さと対極にわざわざ言及している事からも明らかです。価値がなければ言及されません。稲盛氏は繊細さに言及している点で、価値を認めています。
このように、繊細さは弱さではなく立派な武器なのです。特に緻密に戦略を練る場合、現場のデータを根気よく集める場合などには繊細さが欠かせません。繊細さは立派な武器で、何ら恥じる必要はありません。今日も強みを伸ばしましょう。
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