才能があればこの世はあまいか
細野晴臣さんが、「才能があればこの世はあまい」という名言を残したと聞いた事があります。あれほどの才能がある人ならばさもありなん、と以前は思っていました。さすが才能ある人は羨ましい、言うことが違うとのみ考えていました。
才能の中身とは?
しかし、ここで注意したいのは才能の詳しい中身について触れていないことです。
本当に持って生まれた特技で全てが決まってしまうのでしょうか?
また、生まれつきの特技はどんな人も多くは持ち合わせていません。それが常に社会で必要とされ、自分が生きていくことを助けてくれるかは疑問です。
細野さんの言う才能、とは何でしょう?という疑問がここで出てきます。
好きな事に打ち込む才能
結論からいうと、ここでいう才能とは、生まれ持った特技ではなく、自分の本当に好きな事を見定め、それに打ち込む事だと思います。
社会に出て周囲から要求される仕事をhave to とすると、ここではwant to にあたります。心から湧き上がる衝動に対し、人間は忠実です。
工作好きな子供が一日中飽きもせずに何かを作っているのは誰に言われたからでもありません。私は幼少時、本好きな子供で、祖母に買ってもらった「マンガ日本の歴史」が面白くてずっと読んでいました。マンガ日本の歴史を皮切りに、人物日本の歴史、中国の歴史、世界の歴史と全巻揃え、その結果日本史や世界史が得意科目となりました。その結果、センター試験ではほぼ無勉強で満点を取ることができました。好きな事は誰に言われなくともフロー状態に入り、集中するので結果を出すのは簡単です。
want toは一つか?
では、want toを見つけないと人は幸せになれないのでしょうか?また、どうしたら見つかるでしょうか?その時々で熱中するものが変わる人はどうすれば良いでしょうか?
結論からいうと、見つけなくとも幸せにはなれると思います。従来の自分の枠内にとどまるのが心地よいひとは無理をする必要はありません。
しかし、自分の枠を超えて能力を全開に活躍したい人、全力で生きて充実感を味わいたい人、自分の人生を生きたい人は見つけたいと自然に体が動きます。
では、どうしたら見つかるか。まずは自分のその時々で興味を持った事を片端からやってみることです。そして、感想や学んだ事を友人や家族に話す。ブログに書いても構いません。
目移りしてしまう人も大丈夫。ひとつに絞る必要はありません。その時々で変わる好きな対象に打ち込む事を楽しんで良いのです。大事な事はhave to の呪縛を断ち切り、自分が楽しむ事を自分に許可してあげる事です。
もっと自由に。
もっと楽しむ。
そうすればあなただけの才能はかならず見つかります。楽しんでさえいれば、才能はあなたに、必ずより豊かな流れを呼んでくれます。あなたが必要なのは自分が好きな事を楽しむ事を許してあげる事だけです。
才能見つけ、豊かになる=自分が好きな事を楽しむ事を許す
私は楽しむことを自分に許してから自分の進化が3倍速くらいになりました。今はAIの勉強のかたわら、個人事業主として経営に挑戦しています。
皆さんも是非試してみてください。
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