子どものおかげで、わたしも歯のケアに目覚めた。
わたしには、中3と小3の娘がいる。オギャーと生まれてから半年経ったころから、前歯が生えはじめて、だんだんと歯がそろってくる。そして、大人の歯に生え変わる。小3の次女は、ちょうど歯が抜けて大人の歯になる時期にいる。
虫歯もなく、きれいな歯をたもってほしいと、乳歯のころから、歯の定期検診を受け、フッ素もぬってもらっていた。その効果があり、ふたりともいまのところ、虫歯がない。
子どものことになると、こんなふうに一生懸命になっている自分におどろく。とはいっても、仕上げ磨きはかなりさぼってきたが……。
わたし自身は、幼少のころから虫歯で歯医者に通っていた。かなしいことに、銀歯の歯も多い。むかしはフッ素で予防するなんてこともなかったと思う。なんて、いいわけがましいか。
🦷わたしも定期検診を受ける
子どもを歯医者さんへ連れていくうちに、わたしもじぶんの歯をきれいにしたいと思うようになり、半年に1回の定期検診を受けるようになった。
それまでは、「歯が痛いから・歯がかけたから」といった具合に、なにか症状がある場合にだけ、歯医者さんに行っていた。
しかし、定期検診を受けるようになってから、わたしにとって歯医者さんは、「なにかあってから行くところ」から「なにもなくても行くところ」に変わった。
🦷定期検診でやっていること
わたしが通っている歯医者さんでは、定期検診の際に以下のことを行っている。
虫歯や歯周病の点検(痛みやしみるところがないか歯に風をあてながら聞かれる)
歯石や歯垢の除去(カリカリとなにやら尖った道具を使って剥がしているようだ)
歯のお掃除(先がぐるぐると回転する器具で歯を磨いてもらう)
ホームケアの指導(おもにフロスの使い方を教えてもらう)
上記にくわえて、子どもはフッ素をさいごに塗ってもらう。塗るフッ素にはいろいろな味があり、次女は味をえらぶことを毎回楽しんでいる。大人はフッ素を塗ってもらえない。「今日はぶどう味にします。」とか言ってみたいのだけれど。
🦷定期検診のメリット
定期検診をうけてきて、感じているメリットは以下である。
なんといっても歯がきれいに(歯石を除去してもらったあとに舌でさわったときのツルツル感といったらたまらない)
早期発見・早期治療(虫歯になりかけてますといわれたことがあるが、なりかけだと少しけずるだけで済んでいる)
体全体も健康に(口腔の健康は全身の健康に直結しているという)
初期段階で治療を受けると、虫歯や歯周病も悪化せずに治療費もおさえることができる。結果的には節約にもなる。
なんとなく体の調子が悪いとき、フロスをするとかならず出血している。口腔は身体と密接に関連していることを実感している。出産や病気治療をする前には、かならず歯医者さんに行くように言われたことも思い出す。
フロスのレクチャーは、毎回同じことを言われることもあるが、
「歯の根元までフロスをいれてくださいね。」
「この歯だけでも毎日フロスしてみましょう。」
など、そのときの歯の状態に合わせてアドバイスをもらえることで、わたしの日々の歯のケアを軌道修正できる。人は忘れっぽいものだから、本当に助かっている。
まとめ
子どもたちの歯の健康を守ることは、親としての大切な役割であるが、それは、じぶん自身の健康にも目を向ける良いきっかけにもなった。
定期検診は、単なる「予防」をこえ、全身の健康にも影響を与える重要なステップといえる。
口の中が清潔できれいであることは、健康維持だけでなく、精神的な安心感や満足感をもたらしてくれる。自己肯定感が高まることで、ポジティブな気持ちになり、心に「余裕」「余白」がうまれる。
口内の健康は自分自身への投資であり、これが全体的な生活の質を向上させ、より充実した日々を送るための土台となっていると思う。
少し大げさかもしれないが、こんなふうに、歯の定期検診の大切さをあらためて実感している。
最後までお読みくださりありがとうございました。
定期検診で歯はきれいにたもっているが、黄ばみのない白い歯がうらやましい。これは美容歯科になるのかな……。
わたしが使用しているフロスと、ジェルコートを紹介します。フロスはこれがいちばん使いやすいと思っています。