冬は気分が落ち込みやすい
こんばんは。
雪が降る前は、毎日お散歩をしていたのですが、
道が氷でスケートリンクのようになったり、
雪が降り積もってお散歩の機会が減ってしまいました。
今は実家の旭川に帰省中なのですが、私のお家がある札幌と違い、
積雪量が多いです。
巷ではさっぽろ雪まつりの雪不足が騒がれていますが、旭川にはたくさんあるのにと思いながらニュースを見ていました。
昨日、今日お散歩してきました。
お散歩をして、雪景色を見ていろいろと思い出したり、考えていました。
8年ほど前、私はアイルランドへワーホリに行きました。
アイルランドは、雨の多い街です。
冬は日照時間が日本よりも短く、8時頃におひさまが出て、16時頃より日が沈みます。
時差ぼけもしていたので、私は、アイルランドについて1週間くらいで来たことを後悔していました。
当時から、冬に日照時間の短いヨーロッパに住む人は、冬に冬季うつになりやすいと聞いたことがあった気がしました。
当時は、今よりも自律神経などに関わる知識がなかったので、
「太陽が出ている時間が少ないと、気持ちが落ち込むんだ。ビタミンDって大事だね」くらいしか思っていませんでした。
ここ数年で、ヨガを通して自律神経について学んだり、興味が湧きました。
(10数年看護師でしたが、詳しくなくても看護師は務まるものです。)
うつっぽい症状は、
「セロトニン不足」
が関係しています。
セロトニンは、心の安定に欠かせないホルモン。
セロトニンが不足していると、イライラや不眠、気分の落ち込みが現れ、
ひどい場合だと鬱になります。
セロトニン不足の原因は、ストレス、不眠などです。
セロトニンの分泌を促すには、
・日光浴をする
・ヨガやウォーキングなどのリズム運動をする
・深呼吸
・トリプトファンの多い食べ物(バナナ、卵や大豆製品、乳製品、赤身肉や魚などのタンパク質のもの)を食べる
・よく噛む
などがあります。
雪が降る前まで、よく近くの公園、神社周りをお散歩していたのですが、
朝に日光を浴びながらのお散歩は、とても効果的です。
「今日もいい日になりそう」と思えるようになるし、
「ま、いっか。」とちょっと嫌だなと思ったことも、軽く受け流せるようになりやすいです。
本当はヨガを一番にお勧めしたいのですが、ヨガって人によっては
「絶対このポーズできるようにやってやる!」
「毎日やると決めたんだから、どんな形でもやってやる!」
となることもあります。というか、これは私でした。笑
これは、ストレスになるとセロトニンが分泌されなくなってしまいます。
全く効果がないことはありませんが、歩くほうが、空の青さや木々、花の綺麗さに感動できるので、ウォーキングの方がお勧めです。
ぜひ朝散歩しましょうね!
とはいえ、人によっては雪国での朝散歩は危険が伴います。
おひさま見ながら、深呼吸をするだけでも十分だと思うのです。
そして、今日はずっとチラチラと雪が降っています。
朝日はとても綺麗でした。
が、寒すぎて家から出る気になれませんでした。
そして、昼間に散歩してきましたが、
転ばないように歩くのに必死で、目線が下にいくので、
肩が丸まってしまいます。
呼吸が深くできませんね。
というか、寒くて思いっきり鼻から息を吸うと、鼻が痛いです。
−20度になると、鼻毛が凍りますね。
最近はそこまで寒くなることはありませんが。
やはり、冬はおひさまが出ている時間は短いですね。
できる限り日光浴をしたいところですが、難しいこともあります。
そのために、ストレスを溜めない過ごし方って大事だなと思います。
・深呼吸をして、出来るだけ心穏やかにする
・笑顔を作る(笑顔を作るだけでも、脳が騙されて幸せな気分になれます)
・感謝できることを探して、今自分が満たされていると感じる
など。
北欧の方々は、冬の日照時間が短いにもかかわらず、幸せを感じて生きているかたが多いといわれています。
社会によるものだとも思いますが、ストレスに強い考え方を日本人より知っているとも思うのです。
ストレスの発散は、
お酒を飲む
ジャンクフードや白砂糖が多いものを食べる
などありますが、
体にとっては喜びではないのです。
脳にとって、快楽を感じますが効果は続かず、次から次へと欲します。
時々のご褒美としては、必要だと思いますけどね。
セロトニンを分泌を促す行動って、心の安定のみならず、体のためでもあるのです。
よく健康第一と言いますが、体が元気ではないと幸せを感じません。
冬の外は暗いですし、心が苦しくなることも多いですが、
笑顔を作り、笑う
感謝できることを見つける
などをして、ストレスを少しでも減らしていきたいなと思います。
行動も大事だけど、やっぱり自分の考え方が一番大切ですね。
と思ったのでした。
素敵な夜をお過ごしください。
shanti, shanti, shanti.