夜ふかしねこ

うつ病と闘う大学院生。好きなものは音楽、短歌、女性アイドルなど。infj-t。 性被害・被虐待経験のことを書くかもしれないので、苦手な方はご了承ください。

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うつ病大学院生の自己紹介

今日は、自己紹介noteを書いていきたいと思います。 長くなるかもしれませんが、どうぞよろしくお願いします。 【基本情報】 2000年生まれの24歳 女性 地方国立大学院の修士2年(音楽専攻) 将来の夢は教員 21歳の時にうつ病と診断され、現在治療中 infj-t(提唱者) ぐちゃぐちゃだった幼少期関東のすみっこに生まれました。 第1子、長女です。 私が1歳の時に、両親は離婚しました。 当時20歳の母に引き取られ、2人で暮らすようになりました。 3歳から

    • 男性ユーザーから「性被害のことを詳しく教えてほしい」と言われました。 「どこで?誰から?どんな風に?」と。 知り合ったばかりの異性に話せる内容ではないのでお断りしたら、「血の通っていない哀れな人間」「無自覚に人をいらつかせるタイプ」と罵詈雑言の嵐。 →変な人は、相手にしない。

      • モネ展に行ってきました

        先日、モネの誕生日に、上野の国立西洋美術館で開催されている「モネ 睡蓮のとき」に行ってきました。 印象派の巨匠と呼ばれるクロード・モネ。 彼の作品は、まさに光と色彩の魔法のようでした。 ここに、その感想を綴りたいと思います。 力強い生命力を感じる「キスゲの花」 展示の序盤で、特に印象に残ったのが「キスゲの花」という作品です。 実際に間近で絵画を見ると、キスゲの茎や葉が、まるで風に揺れているかのように感じました。 静止しているはずの絵が、動いているかのような感覚でし

        • 死にたい気持ちと、死ねない気持ちがある。 どちらも私の本心だから大切にしたい。 でも、相反するこの2つの感情に挟まれて、どうすればいいのか分からない。 それがすごくつらい。

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        うつ病大学院生の自己紹介

        • 男性ユーザーから「性被害のことを詳しく教えてほしい」と言われました。 「どこで?誰から?どんな風に?」と。 知り合ったばかりの異性に話せる内容ではないのでお断りしたら、「血の通っていない哀れな人間」「無自覚に人をいらつかせるタイプ」と罵詈雑言の嵐。 →変な人は、相手にしない。

        • モネ展に行ってきました

        • 死にたい気持ちと、死ねない気持ちがある。 どちらも私の本心だから大切にしたい。 でも、相反するこの2つの感情に挟まれて、どうすればいいのか分からない。 それがすごくつらい。

          好きなタイプの話

          需要ないとは思いますが、暇なので好きなタイプの話でもしようと思います。 よろしければ、どうぞお付き合いください。 ①知性のある人 私、メガネを掛けている人が三度の飯より大好きです。 理由?かっこいいからに決まっているじゃないですか! もう全人類メガネを掛けてほしい。 でもメガネの人だいたい恋愛対象入っちゃうので、それは困る。 ちなみに私は無駄に視力が良いので、いつも裸眼です。 でも、なんでこんなにメガネが好きなのかってちゃんと考えた時に、超ステレオタイプで恐縮なんで

          好きなタイプの話

          書き殴り日記 11/13(水)

          今日は、内定先である教育委員会との面談があった。 結論から言うと、泣いてしまった。 ここからは言い訳を述べる。 泣いてしまったのは「あなたはどんな先生になりたいですか?」と聞かれた時だった。 私は、生徒1人1人が死にたいと思わなくてもいいように、生徒が幸せに生きていけるようにという気持ちで教員を志している。 綺麗事と思われるかもしれないが、紛うことなき本心である。 私が死にたいと思うのと同じくらい、いやそれ以上に、死にたいと思ってしまう生徒が、きっと学校現場には少な

          書き殴り日記 11/13(水)

          “毒親”の基準ってなんですか

          今日、母からこんなことを言われました。 「話しかけるな」 「お前は障害者だから話が通じない」 「だから話したくない」 一昨日には、父がこう言っていました。 「(就労継続支援事業所の賃金が低いことから)それ、刑務所じゃん」 「障害者も犯罪者と一緒にすればいい」 私の両親は、“毒親”と呼んでも許されるでしょうか。 私がうつ病だと知っていて、このような攻撃的発言を繰り返す人間性が理解できません。 理解したくもありません。 もう疲れてしまいました。 うつ病になって、身体

          “毒親”の基準ってなんですか

          言葉の価値とか責任とか

          例えば自分の言葉ひとつで、誰かが明るい気持ちになったり、暗い気持ちになったり、死にたい気持ちになったりするかもしれない。 すごく怖い。 自分が他人の言葉に一喜一憂するのと同じように、逆も然りということは忘れてはいけない。 私は今までどれだけの人の心を救い、そして殺してきたのだろう。 自分の言葉が、noteを読んでくださる方に少なからず影響を与えるとして、そのうちの何割が良い影響で、何割が悪い影響なのだろう。 自分の言葉に価値などあるのだろうか。 言葉を発する度に責

          言葉の価値とか責任とか

          「自分と未来は変えられる」とか軽々しく言わないで

          「他人と過去は変えられないが、自分と未来は変えられる」という言葉があります。 これってなんだか人生の真理のように聞こえるし、今までは割と腑に落ちていたのです。 「他人や過去のことを嘆くよりも、未来に目を向けて自分を変えることが大切だよ」ってことですよね。 でも、最近なんだか納得がいかなくなってきました。 今日は、その理由を考えてみます。 理由その① 私は変わりたくないから「他人と過去は変えられないが、自分と未来は変えられる」、この理屈は理解できます。 どう考えてもコント

          「自分と未来は変えられる」とか軽々しく言わないで

          「死にたい」を「殺したい」に変換できたらいいのに

          夜になると毎日、思い出します。 あの日のこと。 性被害のこと。 不同意性交のこと。 性的暴行事件のこと。 それは、今すぐにでも忘れたい、つらい記憶です。 苦しくて痛くて汚くて醜い記憶。 昼間はなんとか頑張って、記憶の底に隠そうとしています。 けれど夜が来ると、私の頭の中を無理やり占拠してくるのです。 あの日の性暴力のせいで、私の人生はぐちゃぐちゃになりました。 もう立ち上がることはできないでしょう。 毎日希死念慮と闘っていますが、いつかは負けてしまうのでしょう。 自殺

          「死にたい」を「殺したい」に変換できたらいいのに

          【読書記録】『傲慢と善良』

          ■ 辻村深月 著 『傲慢と善良』 全504ページ、読み終わりました。 読書記録として、感想を書いていきたいと思います。 誰にも知られたくない本音を掘り起こされる感覚こんなの、言語化しないでほしかった。 読んでいて、そう思いました。 自分の中に眠っている傲慢さとか弱さとか、そういう汚い感情は全て、心の底に隠したつもりのままでいてほしかったのです。 この本は、その隠しておきたい感情を、まさに容赦なく、ぐりぐりと掘り起こしてくる作品でした。 もちろん、痛みを伴って。 普

          【読書記録】『傲慢と善良』

          『大人じゃないもん24』

          タイトルは、大森靖子さんの『子供じゃないもん17』から拝借しました。 どうもこんにちは、24歳のうつ病女性です。 一応肩書き上は大学院生ですが、不登校で引きこもりをしています。 ここまで書いて、あまりに情けなくて、ちょっぴり涙が出ました。 17歳の頃は、こんな24歳になるなんて想像もしていなかったです。 そりゃそうです。 17歳の頃は、早く大人になりたいって思っていたのです。 だって、大人って自由で、キラキラしていて、怖いものなんてないと思っていたから。 でも大人っ

          『大人じゃないもん24』

          普通の暮らしを返してください

          うつ病だけど、たぶん死にたい訳じゃないのです。 ただ普通に暮らして、普通に幸せになりたいだけなのです。 ご飯をちゃんと美味しいと思えるとか、外の空気を吸ってちゃんと季節を感じられるとか、音楽を聴いてちゃんと楽しめるとか。 そういう普通でいいんです。 それだけで充分なのです。 私はもう、何も感じません。 ご飯を食べても味がしないし、空気を吸うために外に出ることすらできないし、あんなに好きだった音楽だって、ぼわぼわとした雑音にしか聴こえません。 神様、お願いです。 普

          普通の暮らしを返してください

          【読書記録】好きな短歌¦俵万智『あとがきはまだ』より

          そういえば私は短歌が好きなので、今日は短歌に関するnoteです。 俵万智さんの選歌集『あとがきはまだ』より、個人的に好きだなあと思った短歌を五首紹介していきます。 頁順です。 とにかくかわいいの一言に尽きます。 君に会うために1週間頑張れる歌。 私もこんな恋したいなあと思ったけれど、そういえば推しのイベントまでの数ヶ月間それを生きがいにして送る日々…。 もしかして同じでは(?) 短歌って、自己投影したくなります。 こういう分かりやすくきゅるきゅると心に届く歌、助か

          【読書記録】好きな短歌¦俵万智『あとがきはまだ』より

          元気だった頃の自分が思い出せない

          うつ病になる前、私はどうやって生きていたのだろう。 眠れない夜は、どうやって乗り越えていたのだろう。 死んでしまいたい時は、どうやって耐え忍んでいたのだろう。 元気だった頃の自分が、もう思い出せない。 うつ病と診断されて、丸3年が経った。 毎日希死念慮と闘いながら、一日一日を何とか生き延びている。 いつからこうなったのか、正直よく覚えていない。 元気だった頃の私が、毎日どんな顔をして、どんなことを考えて、どんな日々を送っていたのか。 昔は普通に生きていたのに、今はそ

          元気だった頃の自分が思い出せない

          死にたい夜には味噌汁を作る

          死にたい夜がある。 何もかもがどうでもよくなって、ふと消えてしまいたくなる。 そんな時、私は味噌汁を作り始める。 別に特別な意味があるわけじゃない。 気力が残っているわけでもない。 生きるために、今この瞬間を生き延びるために作るのだ。 冷蔵庫を開けると、少し萎びたネギとえのきと使いかけの油揚げが目に入る。 そういえば、そろそろ食べなきゃいけないんだよな、と仕方なく手に取る。 それらに、顆粒だしと味噌を溶くだけの簡単なもの。 料理と呼ぶには、少々心もとない。 でも、

          死にたい夜には味噌汁を作る