2019/6/6 欲

誰も起きてねぇよ、こんな夜中。

私はあの上司みたいになりたかった。
稼げるように、自ら楽しく生きれるように、
なりたかった。

私は落ちこぼれだ。
そう嘆いてるから落ちこぼれなんだとか
知ったこっちゃねぇ。

たまに自分を褒められることもあるが、
現実は落ちこぼれ同然だ。

頭の出来が悪けりゃ、回転まで悪いときた。

変わりたかった。
今から頑張れって？

あんなに頑張って希死念慮を
堪えてもがいたとしても、
どうにもなれなかったのに。

あぁ、死ねばいい。

何をしたら自分が満たされるのかわからない。
何をしても満たされない。

自分でどうにかしなければ
ずっとこのままなんてことは、
当然に知ってるさ。

だから自分で動こうとしてる。
してるけど、どれもやはり満たされない。

欲深すぎるのかもしれない。
満たされたい。

もう自分が何を求めているのかすら、
よく分からないのだ。