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なずな七草すっとんとんと祝いましょ
♪唐土の鳥が 日本の国へ渡らぬうちに なずな七草すっとんとんと祝いましょ♪
七草の前夜、茹でた七草をまな板に並べて、この謎の呪文歌を母は毎年歌っていました。片手に包丁、片手にすりこ木をもって、とんとんと太鼓のようにまな板を叩いて。明治生まれの祖母から受け継いだ慣わし。京都に住んでいた時の慣わしか香川に移ってからの慣わしかわかりませんが。
意味は教えてもらっていないので、母が認知症となってしまった今は、本当に謎の儀式のままです。
今朝、帰省している娘に、爪切りたいんやけど、七草のゆで汁まだ?と聞かれ、すっかり七草の準備を忘れていました。七草のゆで汁は取って置き、爪を浸して今年初の爪切りが出来るというしきたり。足の爪にも浸したいので、ゆで汁をお風呂に入れていました。
急遽、駅前のもんぜん市に七草を探しに。スズナ、スズシロは手に入りました。ハコベは畑からすこし。
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鰹出汁をひく。七草をさっと下茹でして、ゆで汁は取っておきます。爪のために(笑)
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さて、ここで「唐土の鳥が・・・」と呪文のようにとなえて、七草を切ります。
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煮えてきた米と一緒に蕪と大根も一緒に煮ます。
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塩で味付けして、火を止める直前に葉っぱを入れます。
鏡割したお餅を焼いておき、器に一緒に盛りつけます。鰹節をトッピング
七草は、お正月のおせちと同様、祝箸でいただきます。
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赤かぶの切り漬けはこちらから↓
https://note.com/yobishitaga/n/n2efcbbe83115