ゼンマイの白和えが作りたかったのですが
山菜採り
近頃は、なかなかゼンマイが採れなくなったと聞きます。山菜の芽吹きはゼンマイがいちばん早いと。また、山菜がたくさん採れる場所は「ねどこ」と言うと、滋賀県多賀町芹谷集落の方から聞きました。4月中頃、ゼンマイをたくさん採ってきたら木灰を入れて湯通ししてそのまま放置してひと晩あく抜きをします。その後、乾燥させて灰をまぶして缶に入れて保存したそうです。
よびしの食に保存したゼンマイを使います。犬上川南谷で作られている一品が、ゼンマイの白和え。今回はワラビで作ってみました。
ワラビのあく抜き方法
①ワラビが十分浸るサイズの器を用意します。器にワラビと木灰を入れて、沸騰したお湯を注ぎます。
②ワラビが浮いて来ないように、お皿などで重石をしてひと晩あく抜きします。ひと晩置いたあと、すこしかじってみて苦味がなければ大丈夫。苦味があるときは、もう少し置きます。
材料
ワラビ…ひと束
にんじん…1/2本
椎茸…3枚ほど
こんにゃく…1/2枚
豆腐…一丁
味噌…小さじ2
砂糖…小さじ2
みりん…小さじ2
塩…小さじ1/2
うすくち醤油…小さじ1
分量外(下味用)
鰹出汁をとっておきます。
醤油とみりん
作り方
①こんにゃくは、塩でもみ洗いします。千切りに刻みます。鍋にそのまま入れて炒りつけ水分を飛ばします。
出汁とお醤油みりんで少し煮て冷まし下味をつけます。
②にんじんを千切りにします。ワラビも3cmほどに切ります。
③にんじんとワラビ、椎茸も出汁と醤油みりんで煮て下味をつけ冷まします。
④煮た具材の汁気をザルできって冷ましておきます。
⑤和えごろもを作ります。
豆腐にキッチンペーパーを巻き、軽くレンジで加熱して水気を取ります。
⑥ゴマをなめらかになるまですります。
⑦調味料もすります。
⑧下茹でして冷ました具を混ぜます。
⑨塩などで味をととのえて出来上がり!おうちの味に仕上げてくださいね!
おまけ
下茹でした三角のこんにゃくは、山椒味噌田楽に!
わらえもん弁当
ひどい顔や。スルーしてください。
目は、多賀にんじん焼き焼き。鼻は梅干し。口ひげはワラビのナムル。
おかずは、ワラビのナムル。オムレツ。ハマチの照り焼き。多賀にんじん焼き焼き。