yoasobiの評価制度について
働く方々への願いを明文化
――評価制度が存在する理由
設立当時は業務委託だけの組織でしたが、今では正社員雇用もしており、それぞれのライフスタイルに合った働き方ができます。
社員や業務委託の方々の頑張りを正しく評価して、給与や業務委託報酬で還元する環境を作ることが、会社として大切だと考えています。
この考えを軸に経営しているので、yoasobiの評価制度を作りました。
内容は会社のルール作り的な要素も一部ありますが、どちらかというとyoasobiで働く方々への願いでもあります。
評価制度の内容作成は、人事コンサルタントと相談しながら半年間かかりました。
「こうなってもらいたいな」という具体的な基準を、明文化することは大事ですよね。
こんな評価基準です!
――等級制の給与形態
社内には大きく分けると、営業部門とCS部門の2つの部門があります。
評価制度にて、頑張っていただいた分は給与にも還元していて、営業部門の正社員を例にあげると基本給は4つの「等級グレード制」を設けています。
給与は基本給に加えて手当や賞与が支給され、年1回の昇給があります。
――評価の判断基準
年1回の昇給のタイミングで、社員と評価者の判断をすり合わせ、公正な評価を行います。
3つの基準で判断して評価します。
ステートメント・行動目標では、責任感や主体性、チームワークなどを通じて「yoasobiっぽい人」という視点での評価です。
職務遂行能力については、等級グレードによるものとなります。
――等級グレード別の職務遂行能力基準
1等級は基本として、社内フローを遂行して自社サービス「採用できるくん」「KOHOくん」などの提案に加え、自社サービス導入のための「IT導入補助金と人材開発支援助成金」の提案とサポートができるかが評価基準です。
その上で、等級グレード毎に職務スキルの項目が追加されます。
2等級のメンバーは、自社サービスの提案以外に、ウェブ制作や採用活動を促進する採用動画などのクリエイティブな提案が遂行できるスキルが必要です。
自社サービスは、「採用できるくん」「採用できるくんスーパー」「KOHOくん」以外に、自社のダイレクト運用支援サービス「DRくん」やプロ人材のシェアリングサービス「プロ人材くん」、採用代行RPOサービス「RPO Pro」があります。
3等級ではお客さまの経営状況と人事戦略に合わせて、「DRくん」「プロ人材くん」「RPO Pro」を提案できることが、コンサルタントとしてのスキルと条件です。
これらの業務などを遂行できているかが評価の判断基準となります。
4等級のマネージャーは、売上の数字の管理だけではなく、メンバーの育成やチームのリードを積極的に行えるかです。
評価制度を導入した結果
全員がオフィスへ出勤しないフルリモート勤務だからこそ、評価制度で業務を明文化し、働く環境づくりができました。
ありがたいことに、各自が責任感や主体性をもってyoasobiらしく働いてくれていますし、給与や業務委託報酬で皆さまの頑張りを還元することができています。
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