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老母と私の農作ノート28

今日は実家で農作・・・の準備をする日です。予定はもう一つ残っていたドウダンツツジを撤去してバラの植え替えをする。

バラは全部で三本あるから近くのホームセンターで肥料を買う。それとバラ用の土も必要。ブルーベリーも植えたいので母に聞いてみる。できればひとつの畝くらい耕してみたい。

さて、以上の予定のうちどれだけ実現できたでしょうか?

まずいつもより早めに実家に行き母から「早いなあ」と言われながら仏壇に線香を上げてから母と少し話す。

「庭の剪定をしてほしいのだけど剪定ばさみがなくて」
そういえば、母からはそんな話も出ていたな。完全に忘却の彼方。
結局道具が行方不明なものがあったり肥料が必要なことなどで作業前にホームセンターへ行くことにしました。

車に乗る前にちらっと見ると何となく畑の方に違和感が。うん、なんだろうなとは思いながら母を車に乗せて近くではなくて市内まで足を伸ばしてホームセンターへ行きました。早すぎて近くではまだ営業していなかったこともあり、品揃えも市内まで行った方が豊富なこともあったからです。

買ったものは剪定ばさみではなくて「チェーンソー」エンジン式の奴。これが予定の狂いはじめ。親切な店員さんから動作確認やら取り扱い方法やらを聞いているときに母はデンマークカクタスのでかい鉢を持ってきて購入。私の妻にプレゼントするとか言うけれど、そんな鉢は少し大きすぎるとか押し問答していたら母は結局自分用に購入^^;

どうしても欲しかったのだろうとその鉢をかごに乗せていたら一回り小さい鉢が見つかったので結局我が家用にも購入・・・


デンマークカクタス

よほど気に入ったのかな、デンマークカクタス。バラの土と肥料も忘れずに購入して帰りました。

さて、当初の予定で実現できたのは実はこのバラの土と肥料を購入することだけでした。

ところが、実家に帰り着いていざ作業をしようとして気がついたのですが、撤去予定のドウダンツツジがない!

「母さんツツジはどうしたの」
「ああ、私が1時間くらいかけて掘り取ったよ」

なんとまあ元気のよい老母よ。予定していたことはもう終わっていたとは。道理で畑がなんだかすっきりとしていて違和感があったわけだ。

そこでチェーンソーの試し運転をしようと思い、「邪魔になる木はないか」と尋ねます。

この木はどうなんだ、これはいるのか、この木は?

「それはブルーベリーだよ」

ブルベーリー

「へっ?」

はいブルーベリーはすでに植わっていました。実もたくさんつけるそうです。

と言うことで、残るはバラの植え替えだけになったのですが、これはこの日には実現しませんでした。

駐車場近くにある実のならなくなった柿の木を切り倒すように母に言われたからです。この柿の木が少々太い。直径25センチほどのものでした。


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