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母の検査結果(2)

■2023年(両親81歳)

8/30
9:40 母 T病院 神経内科受診 T医師 続き(2)

・PSPについて

母の症状がPSPなのかパーキンソン病なのか? 

これを精査するには大きな病院で詳しい検査(DAT=SPECT、心筋MIGB、脳血流)をしないといけない。

もしくは、検査はたいへんだから治療薬を処方して反応性を診るという選択肢もある。

薬の効果が見られればパーキンソン病、見られなければPSPと診断される。

悩んだ末、とりあえずは薬の処方で様子を見たいとの希望を伝える。

今の母にとって、ここからまた病院を替えて大掛かりな検査に挑むというのは、心身共に負担が大きく厳しいのではないかと思う。

そこで、マドパーという抗パーキンソン薬を処方される。

体の震えや筋肉のこわばりを改善する薬らしい。

この薬の量を徐々に増やしていき、効果があるか反応を見ていくと。

服用を突然やめると悪性症候群(急な高熱、意識障害、筋強直などが起こる)になってしまうとのことで、一度飲み始めたら勝手に止めないようにと忠告される。

副作用としては吐き気や食欲低下、幻覚症状が見られる場合もあるとのことで、吐き気止めの頓服薬も処方される。

悪性症候群だとか副作用だとか、聞けば聞くほど恐ろしくなってしまう。

こうした危険も伴う新たな薬が始まることに緊張が走る。

でも、大掛かりな検査をするよりは良いだろう。

また一か月後に薬の反応を見るとのことで、次回10/4に予約を取る。


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