待合中の会話
■2023年(両親81歳)
12/29
年の瀬に、父の異変 続き(3)
19:30 救急車、別荘を出発
別荘から一番近い病院はNGで、少し先にある古いA病院に搬送先が決まる。
病院到着後、しばらく待たされる。
施設長さんも後追いで来てくれ、二人してひたすら待つ。
待合中、施設長さんより12/5に別荘内で看取った方がいたという話を聞く。
もう5年ほど入居していた方で、寝たきりになったのはここ1年ほどだそう。
ご飯が食べられなくなってから10日ほどで亡くなったとか。
別荘でこんな看取りなど行われているとは全く知らなかったので、驚く。
これまでのケースから、ご飯を口から食べられなくなった後、鼻や胃にチューブを入れて栄養摂取をして延命するよりも、何もしないで自然な形をとった方が本人の苦しみは少ないように感じるとのこと。
また、もしもこの先医療行為が必要になり、別荘以外の場所を検討しなければならなくなった際の参考にと、お勧めの老人ホーム情報などを聞く。
施設長さんご自身も、お父さんの介護、見取りを経験しているそう。
現在はお母さんと同居して介護をしているとか。
そんな話を詳しく聞き込んでしまう位、ずいぶんな時間待たされていた。
そしてやっと看護師さんから声がかかり、いざ父の元へ。