歩こうとする意欲
■2023年(両親81歳)
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二女と訪問
メンタルクリニック診察立ち合い
母のここ数か月の朦朧ぶりを相談すべく、立ち会うことに。
医師の見解:
認知症状の進行とともに表情が乏しくなってくるのはアルツハイマーの傾向としてよくあること。神経がパラパラと脱落していく。
一方、脳血管が詰まっていくタイプの認知症状の場合、割と感情面は細く長く持続されるそうで、父はこのタイプとアルツハイマー型とが混合しているのではないかと思われる。
確かに父の方がまだ表情豊かで覇気がある感じがする。
別荘より報告:
最近、母も場所感覚の危うさが目立つようになってきている。
トイレの場所も分からず、あらぬところでトイレをしようとしてしまう。
自分の居室も分からず、他の入居者の部屋に入ってしまうことも。
落ち着きがなく、椅子にじっとしていない。そわそわと動き回る。
母の動き回る点に関しては、行動を抑制するような薬は人道的ではなく危険なので、医師からは処方することはできないとのこと。
別荘としては見守りが大変で何とかしたいところだろうが、わたしとしては、廊下を行ったり来たりと動く程度であれば運動にもなるし、歩こうとする意欲があるのを無理に抑制してほしくないと思う。
母のメマンチンを10mgから5mgに減量して様子を見ることになる。
立ち会ったことで、いくらか不安感が落ち着く。
やはり憂うより行動である。
母のメマンチンが減量されたのも良かった。