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深夜の独り言

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どうでもいいことです。 どうしようもないこと、です。
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#眠れない夜に

深夜の独り言 49

深夜の独り言 49

深夜の独り言の、このヘッダー写真は、前の前の彼氏と夜景を見に行って撮ったものでした。おもしろい男の子でした。私はおもしろい男の子が好きです。見た目は何でもいい。笑かしてくれるかがだいじ。

最近は、お酒を飲んで笑ったり泣いたりしています。ゼミ合宿で教授と飲んだり、久々に会うお友だちと飲んだり、毎晩のように。母には家でご飯を食べなさいと怒られますが、私はなにかから逃げるように毎晩遊びに行きます。門限

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深夜の独り言 48

深夜の独り言 48

小学四年生に「授業の邪魔をするなら帰れ!」とものすごい剣幕で怒鳴って泣かせた今日、その一瞬あとにはにこっとしてクラスの他の子どもに「ごめんね、楽しく授業しようね」と声をかけて、心の中では(泣きたいのは私もだよ)と思っていました。怒りたくなんてない、うるさく騒ぐ子どもは騒がせておけばいい、いつか自分で気付くだろうというのは私だけの考えで、他の生徒の邪魔になるくらいうるさいのはやっぱりちゃんと叱ってや

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深夜の独り言 47

深夜の独り言 47

夏特有の、甘だるい日々です。仕事や学校の合間をぬって夜中に海で花火をしたりかき氷を食べたり、午後のゼミの教室で流しそうめんをしたりしました。激しく雨が降った日の夜にヤビツ峠で星を見てぽろぽろ泣いたり、うんざりするほど暑い日にはしゃいで御殿場まで行った帰りの助手席でわんわん泣いたりもしました。

個別面談で、うちの子はHSCの気があるみたいで…という保護者様がいらっしゃいました。ハイリー・センシティ

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深夜の独り言 46

深夜の独り言 46

パインアメが食べたくて探し回っていたら、百円ショップに似たような飴「パインキャンディ」なるものがあって、明らかにパクリなんだけど面白いから買いました。味はほぼ一緒。ただちょっと、割れやすい。

泣き虫なこの頃です。ぎりぎりまで研ぎ澄まされた「感受性」のせいで何見ても何聞いても何考えても泣ける。ぜんぶ。ぜんぶ涙に直結しちゃうんです。

なぜか今年から汗かきになったのですぐ水分が足りなくなって頭痛がし

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深夜の独り言 45

深夜の独り言 45

梅雨入り。今日は美容院に行きました。今年は、暑い夏を、この長い髪の毛とともに越える決意を固めました。憧れのロングヘアまでもう少し伸ばしてみます。いつもはこの時期に、暑くて切っちゃうから。今年はがんばります。

髪の毛を美しく保ったり、肌を清潔にしたりするだけで、最低限、ぱっと見の「可愛い」は手に入ります。別に顔は可愛くないけど、清潔感と愛嬌で、それなりに可愛く生きているのです。

私も馬鹿ではない

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深夜の独り言 44

深夜の独り言 44

今日は長靴を買いました。いかにもな長靴ではない、普通のブーツみたいな可愛らしい長靴。一緒にサンダルを買うと安いと言われ、乗せられるままにサンダルも買いました。それから、GAPが会員4割引きのセールを今年も始めたので、またGパンを買いました。TシャツにGパンだけで「可愛い」、そんな女性を目指しています。さらに、遮光とUVカット100%の日傘を、ついにゲットしました。日焼け止めも、顔用と体用それぞれ塗

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深夜の独り言 43

深夜の独り言 43

言葉の小さなところに拘ってしまう、そんな質です。本当に小さなニュアンスを大切にしています。これは私の感性であり、個性です。だから、そこをおざなりにされると許せない。

仕事、仕事、仕事の毎日です。新しい塾のお仕事。アルバイトだけれど、アルバイトだなんて思っていない。生徒の前に立つ時点で、我々はプロフェッショナルでないといけない。そんな熱い塾です。ついていくのに必死で、他に何もできない。体調もぎりぎ

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深夜の独り言 42

深夜の独り言 42

大げさだ、と、誰かに言われた話をいつか書きました。大げさ。実質以上に大変なことだと見せかけること。

お腹が痛い、と泣くと、家族は面倒そうな顔をします。月に一度、ベッドから出るのもしんどい、薬がないと背筋を伸ばして歩くこともできない、そんな数日がやってきます。正確に。悲しいほど、とても正確に。

昨日、いつもなら優しい顔をつくって、「それは仕方ないね、次頑張ろう」と言ってあげられるミスに対して、眉

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深夜の独り言 41

深夜の独り言 41

いろいろありすぎて、感情の整理がつかない1月です。本当にいろいろありました。この14日間で。

例えば成人式。成人式!小さかったあの子らがもう成人だなんて、としみじみ思いますが、実は私もそのひとりでした。懐かしい顔と写真を撮ってきました。でもマスクをしていたので、可愛かったあの子のエクボが今も健在なのかは闇の中。

人間関係が変化したり、パソコンが壊れたり、コロナが急拡大してまたサークルがオンライ

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深夜の独り言 40

深夜の独り言 40

お正月休みの宿題を大量に出したら生徒に嫌われました。もう塾来ませんと言ってぷんぷん帰っていきました。それでも君はちゃんとやってくる。それからまたぷんぷんしながら、どれだけ大変だったか話してくれるんだね。かわいいなぁ。

冬期講習の前半が終わりました。全出勤している私の冬休みは五日間。溜まった課題と書きたい小説をどれだけ進められるか、時間の勝負です。

冬期講習は疲れるけれどとても楽しいです。普段か

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深夜の独り言 39

深夜の独り言 39

ジーンズオンジーンズとか、ニットオンニットとか、昔はださく見えていたものが最近は可愛く見えてくるのが不思議です。シュシュとかも。かく言う私も今日は寒くって、アイボリーの網目の細かいタートルのニットに、同じ色のざっくり編みのカーディガンを重ねていました。

「酔う」という感覚を初めて味わって、なんだか楽しい気持ちです。サワーを五杯飲んでやっと、お酒を飲んだな、と感じる私はきっとアルコールに弱いわけで

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深夜の独り言 38

深夜の独り言 38

休日はもうどこも人で溢れていて、私がどこで誰と何をしようが、私に目を留める人なんて誰もいません。きっとこれが都会で生きるということだし、世界の真理なのでしょう。頭ではわかっていても、視線を感じずにはいられません。

自分に拘って生きている、つもりです。美しいと思う生き方をしています。その結果が、今の良い子ちゃんスタイルなのだと思います。夜ご飯はできるだけ家で食べる。外で食べる場合でも、帰宅は23時

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深夜の独り言 37

深夜の独り言 37

今日からやっと二十歳です。

2001年11月13日火曜日、21世紀最初の学年に、私は生まれました。へび年のさそり座です。11月12日に父親の誕生日ケーキを買いに行った母親が、そのまま産気づいて、夜中に生まれたと聞きました。大好きなぱぱと一日違いの誕生日。

五つ上の姉は私のほっぺたをぷにぷにと突いては、おもしろーいと笑いました。私がはいはいをするようになって、姉の頬を何度も叩くと、父は初めての兄

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深夜の独り言 36

深夜の独り言 36

本屋が好きです。本が好き、というのとはまた別に、本屋が好きです。本はひとりで読むものだけれど、本屋はふたりで行くところです。本を買うために行くのではなくて、私はファミレスに行くみたいに本屋に行きます。

入るとまず、話題の本たちが置いてあって、文字通り、話題にのぼります。あ、これ、この間読んだな、なんて小さい独り言を拾って会話が広がっていきます。そうだそうだ、この作家さんの、他にこういう本があって

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