【第1回】日本人は世界一睡眠が少ない!?睡眠不足がもたらす悪影響とは
以前の記事で日本は世界一の長寿国というお話をしましたが、これだけ聞くと日本は健康的な生活を送っているというイメージを持ちそうですが、実は睡眠時間が少ない国としても有名なんです!
世界協力開発機構の2021年の調査によると、先進国を中心にした世界33ヵ国の中で、日本はもっとも睡眠時間が短いとされています。
もっとも長い「南アフリカ」と比較すると2時間近く、33ヵ国の平均睡眠時間と比較しても1時間以上短いことがわかります。
しかも、スタンフォード大学の研究によると、東京都の平均睡眠時間が5.59時間というデータも。
6時間でも平気という人もいるかもしれませんが、自覚症状がないだけで実は慢性的な睡眠不足に陥っている可能性も十分にありそうですね。
睡眠不足にはさまざまな悪影響が・・・
睡眠時間が短い日は仕事の効率が下がったり、体調が悪く感じたりした人は多いと思いますが、睡眠不足はかなりの悪影響を与えることがわかっています。
また、2017年にスウェーデンのカロリンスカ研究所で行われた実験では、睡眠不足だと外見的魅力が下がるという研究も出ています。
これだけ聞くとなかなか恐ろしいですが、逆に考えると、睡眠の質を高めるだけでかなりの恩恵を受けることができそうですね。
参考書籍
※今回の内容は複数の書籍やYouTubeの動画などを参考にして自分なりにまとめています。そのため、著者の考えと違う部分もあるかと思います。