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大学院生が2年間だらだらとタイピング練習を続けたらどうなったか。

「何か習得したい」,「継続して努力したい」,そう思っても三日坊主で続かないことが多いですよね。

私も中々続きません。英会話やプロブラミングなど,やろうやろうと思い,気づけば最初の数ページだけ取り組んだ参考書が溜まっていく,,,
自分は成長しているのか??そんな疑問が日に日に増していくばかりでした。

でも,そんな自分でも探せば,1つだけダラダラと続けていたことがありました。
それが,「タイピング」です。
今回は,そんなタイピングを約2年間だらだら続けたらどうなったのか記事を書きました!

だらだら続けるとは

だらだらというのは,週に10分だけの時もあれば,1日2時間くらい練習する時が何日か続く時もあるように,コンスタントに継続しているものというよりは,年スケールでみるとなんとなく続いているな,という感じです。

始めたきっかけ

大学4年生の秋に同じ研究室の仲間でタッチタイピング(=手元を見ずにタイピングすること,いわゆるブラインドタッチ)がものすごく速い人が居て,自分もキーボードを見ずにカチャカチャ打てるようになりたいと思い,何気なく始めたのがきっかけでした。

タイピング練習といえば,「寿司打」をイメージする方が多いかもしれませんが,私はタッチタイピングを習得したかったので,ゆっくり少しずつ打って練習ができる「e-typing」を採用しました。

続けた結果

そうして現在まで約2年間,e-typingをだらだらと続けてきた結果がこちらです,,!!

タイピングカルテ(e-typing内Myページより)

ほんとに不定期にダラダラと続けているので,その時によってスコアの上下はありますが,傾向としては徐々に上達していることが分かりますよね!
現在の最高レベルは「S」となっていますが,始めた当初は「E+」でした。
e-typingのレベル分けは以下のようになっています。

タイピングレベル表

このレベルはスコアと呼ばれる数値によって決められます。
スコアは,(速さ)×(正確性)です。
早く打ててもミスが多ければスコアは伸びません。なので,まずはゆっくり正確に打てるようになってから速さを求めるのがいいと思います。

全国平均と比較すると,全然早く無いですし,2年間かけてもこんなもんか,と思う方もいるかもしれませんが,自分の中では「E+」→「S」ってすごく成長したなと感じました。
2年前はキーボードを見ながら,指もぐちゃぐちゃで打っていたのが,今では手元を見なくとも,ちゃんとした指である程度の速さと正確性で打てるようになっている訳ですから。

なぜ2年間続いたのか

について,私なりに感じたことを話しますね。

理由は大きく以下の4つだと考えています。
・ゲーム感覚でできる
・自分の実力が可視化される
・1回が短時間でおわる
・特に頭を使わなくて良い

なぜこの4つだと考えたのか。
それについて、1つずつ詳しく話します。

・ゲーム感覚でできる
ゲームって面白いですよね。スマホのアプリでゲームをやったり,Nintendo SwitchやPlayStation等で何かゲームをしたりするのは,楽しいです。
タイピング練習はゲームに似たような感覚があります。
例えば、スマホでゲームをしたりする時って,授業や仕事の合間や昼休みに気分転換にやりますよね。
タイピング練習も一緒で,デスクワークしている時に少しリフレッシュしたい時や,眠たい時などにサクサクとできるのが、すごくゲームみたいで楽しいです。

・自分の実力が可視化される
学校でテストが帰ってくる時とかに,なんとなくドキドキしませんか。
自分の実力,結果が可視化されることで,過去の自分や他人と比較できるから,いい点だと嬉しいし,低い点だと悲しい,,,でもだからと言って点数がわからない,テストが返ってこないのが一番嫌ですよね。
これと同じだと私は思います。e-typingは1つ目の図にもあったように,過去の自分,そして全国の他の人と比べることが出来ます。
他人との比較よりも,過去の自分との比較が大事なのは間違いですが,一応自分がどのあたりに居るのか知れることもモチベに繋がると思います。

・1回が短時間でおわる
いざやろうと思っても,例えば,それが1時間かかる作業だと,労力を使いますし,ほかにやりたいことを優先してしまいます。
しかしタイピングは長くても1回2分とかで終わります。始めるまでのハードルが非常に小さいことが続けれる理由かなと思います。

・特に頭を使わなくて良い
頭を使うというのは,物事を考えることが主ですが,今回に関しては少し違います。
そのものに取り組む過程で,特に何も考えなくても良いということです。
言い換えるならば,タイピング練習は一見,能動的にやるものだと思いがちですが,実は受動的です。極論YoutubeやNetflixを見るのと同じです。
例えば,TOEICの単語を5個覚えるという行為は,ひたすら暗記するだけなので特に考えなくても良いし,上述したように短時間で終わります。
しかしこれは能動的です。
なぜかというと,1つ目の単語を覚えた後,2つ目の単語を覚えにいく時には,自分の意思が必要であり,「次の単語を覚えよう」というハードルを超える必要があります。
ここが継続できるか否かの大きな原因だと思います。
しかしながら,タイピングは終わるまで次から次へとお題が出てくるので,次へというハードルを超える必要がありません。
このような意味で頭を使わなくて良い,ということを言いたいです。

まとめ

2年間,だらだらとやりたい時にやるスタンスで続けてきた結果,タッチタイピングを習得し,オフィスワークで困ることのないレベルまで行くことが出来ました(拍手)!!
ほんとはプロレベルまでいけたら最高だったんですけどね(笑)
なぜタイピングだけここまで続いてきたのか理由を考えると
・ゲーム感覚でできる
・自分の実力が可視化される
・1回が短時間でおわる
・特に頭を使わなくて良い
この4つが備わっていることに気づきました。

これらは一つ欠けるだけでも,もしかすると続いていなかったのかもしれません。
逆にこの4つの要素が備わっているものは,続けやすいのかなと感じます。
なので,私みたいに何か継続してやって成長に繋げたいけど,出来ないという人は,もし良ければだらだらタイピング始めてみてはどうでしょうか!!

#私の学び直し #メリカナデシコ


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