ミンツバーグ・マネジャー論(今夢中になってる本)
今僕が夢中になっている本がこれ。
ミンツバーグのマネージャー論。
読んでいて思うのは、これでもかという風に、ぐんぐん我を出して引っ張っていくリーダーシップ論を、
柔らかく否定している。
マネジメントの目的は、組織で物事を成し遂げる後押しをすること、
そしてリーダーシップという意味合いより、コミュニティシップだというのだ。
そんな風に書いてある。
僕もそれに賛成だ。
おもしろいのは、中国古典の帝王学「易経」と似ているというもの。
易経はリーダーは首を出さず、陰でで支える存在であることを、かなり尊んでいる。
例えばホリエモンって昔はテレビでぐいぐい出てきていたけど、
最近は、自身は表に出ず、プロジェクトにかかわる社員を表舞台に活躍させていたりする。
現場で自分の手を煩わせることを、躊躇せずに率先してアイデアを出しながら動いている。
世間で揉まれ、大きな珠が縁の下の力持ちになったのかもしれないなあって思っている。
北海道で宇宙ロケットを飛ばすプロジェクトを行っているが、
先日のテレビではホリエモンの名前すら出てこなかった。
恐らくある意味第一線で働いている人に場面・シーンを譲っているのではないだろうか。
リーダーの在り方、様々な考え方がると思うけど、
時代は、自分を後回しにして、周囲の人材に活躍の機会を与える、
自身は陰で彼らの後押しをする、
そんなリーダーを、マネジメントを求めているのだろうと思う。
これまで僕がやってきた、社会への献身がほんまもんであったことを証明するためにも、
これから自分自身のひのき舞台に上るために、僕は日夜勉強を欠かさない。
そして行動する。
僕の哲学は、「自分の仕事が・人生そのものが芸術であればそれこそが芸術」だ。
絵を描くことだけが、商売じゃない。
これから先、何かを成し得よう。
そのつもりだ。
Rose Garnet
僕らの愛から始まり、やがては社会に大きな経済・笑顔・勇気・励ましあいの循環が起こる。その一端を担える人物でありたい。頂いた寄付は、やがて僕らみんなに還ってくるだろう社会の循環の為に使わせていただきます。ありがとうございます。