まずは切ってみる日の3回目@かすみがうら。無事に”ひと区切り”できた話。
2024年3月31日(日)、皮むき間伐した木を”またまた”切ってみました。2022年度に皮むき間伐した木は8本あり、1月に1本、2月に4本を伐倒し、今回は残り3本の伐倒です。温かい天候にも恵まれ、怪我などなく無事に終えることができました。2023年度中に伐倒を終えたいと考えていたので、ぎりぎりではありましたが間に合ってよかった~、という感じです。
1回目、2回目の様子はこちらから ↓
3月31日(日)9:00集合 お昼以降、自由解散
□オリエンテーション(相互自己紹介)
□ 作業準備
□ 春の観察+春のお裾分けをしてもらいながら裏山へ移動
□伐採する木や周囲をよく観察&選ぶ(11:00頃開始)
□伐採(チェーンソーで木を切る)
□木材の運び出し
~12:00 お昼: 地元 の田伏米おにぎりとうなぎの白蒲焼等。
□午後、スウェーデントーチづくりと試し着火、火を囲いながらの歓談
今回は3回目ということもあり、スケジュールの大よその流れをつかめるようになり、準備や時間的な配慮、そして精神的な余裕も生まれ(油断はしていませんが…)、裏山に入る前に”周辺にある春”を観察し、春を感じながら裏山に行きます。
(先日参加した山野草教室(”春を食べる” 山野草教室@埼玉県飯能)で学んだことで、まだまだ浅い知識ながらも、なんとなく目についてしまう感覚…分かりますかね? 今まで見えていなかったところが気になる感覚です)
春の観察と春のお裾分けをいただいた後は、残り3本の木や周囲を再確認し、どの方向に倒していくべきか慌てずに様子をみながら伐倒していきます。周囲に密集していた木は、前回までにある程度間引いていたおかげで、ほぼ掛かり木はなく、スムースに伐倒することができました(もちろん今回も専門家の方(木こりの源さん)に来訪いただき、助言、サポートをいただき、チェーンソーもお借りしております)。また今回は比較的細い木であったことから、伐倒した丸太の運び出しも前回よりは楽でした。作業を開始した時間は前回までより遅かったのですが、3本とも午前中に完了させることができました。これも習熟効果とチームワークのおかげでしょうか。
お昼は、地元の田伏米のおにぎりセットです。”今(の季節)だけ、たべられる”食材で作っていただきました(このフレーズが心に残りました)。毎々のことですが、本当に贅沢なお昼をいただきました。おにぎり屋さんのオープンが待ち遠しいです。
贅沢なお昼のあとは、”スウェーデントーチ”づくりをしてみました。
スウェーデントーチの解説などは以下のリンク情報が分かりやすいと思いましたのでリンク先の情報をどうぞ(リンク先はキャンプ&キャビンズさんから拝借)
チェーンソーをお借りし、本日伐倒した木を利用して参加者の皆さんとスウェーデントーチを5個ほど作ってみました。予想していたよりも、チェーンソーの使い方が難しく、まっすぐに切れず、余計な力が入ってしまい手が痛くなってきました。もう少し練習が必要。試し着火ということで1つ燃やしてみることにしました。
今回は、試し着火でしたが、太めの木を利用することで安定感もあるので、スキレットや小さ目の鉄板などでお肉を焼いてBBQ等も”最高かもしれない”と思いました。
終わりに
皮むき間伐した木を切ってみる日の3回目。今回で8本すべてを無事に伐倒することができました。前回も感じたことですが、やっぱり、やってみて本当に良かったです。また、2022年度のSDGs実践講座のある意味で実践編というべきだった2023年度の取組み。間伐材をどうするかということを誰かにお願いするのではなく、自分事として考える企画と、その企画を自分たちで実行させてもらえたことについて関連いただいた全ての皆さまに感謝したいと思います。
なお、確実に言えることは、一連の活動を通じて次の新しいページへと紡ぐことができたと思います。伐倒済の木材利用方法や、今後も間伐を続けていくかどうかは、関係者の皆さんと改めて相談しながら前に進めていくことになります。