米作りの1年を体験する。【第4回】 2025年の米作りは、もう始まってる
今年も、田植え、草取り、稲刈り、そして冬の手入れまで『米作りの1年を体験するオーガニックライスジャーニー』(主催:友部コモンズ)に参加しています。今までの note(記事) は、↓ こちらのマガジンにまとめているので興味のある方はどうぞ。
この取り組みは、”無農薬・無化学肥料の有機の田んぼで「自分たちが食べるものをつくる」”こと。そのプロセスに参加することで四季を感じながら、自然の恵みのありがたさを感じることができます。
プログラムは計4回/ 年
今回は、全4回のプログラムの最終となる第4回目11/16(土)【冬の手入れ】に参加してきました。”冬”の手入れといっても、11月とは思えないほどに暖かく、農作業をするには絶好の日となりました。
【まずは朝の散歩から】
集合時間よりも少し早く到着したので圃場周囲のひとり散歩から・・・。非常に贅沢な時間です。
【冬の手入れ】
冬の手入れでは、来年の米作りに向けた”土づくり”をしていきます。実のところ、米作りはこのタイミングから始まっているんですよね。米作りの体験イベント等ではどうしても田植えや稲刈りに注目しがちですが、一番大切なプロセスは、やはり土づくり。このプロセスでは、”田んぼ”から受け取った”恵(めぐみ=お米)”以外の藁(わら)や米ぬか、そして もみ殻等を再び田んぼに還していきます。藁が分解されやすくするために、米ぬか等も均等に蒔き、もみ殻も燻炭にして炭化させて田んぼに還してあげるのです。このコンセプトを教えていただいて目から鱗のような気持になりました。
今回は、コシヒカリ・晴海(はるみ)・ササニシキの三種類をいただきました。ササニシキについては、種まき・田植え・草取り・稲刈り等、一連のプロセスに関与することができたので、やはり格別の嬉しさがあります。
【終わりに】
田植え、草取り、稲刈り、そして冬の手入れまで年間を通じたイベントも、事故や怪我もなく無事に終えることができました。そしてイベントの他、米作りを通じていろいろな人との出会いがありました。このような機会をいただいたオーナーさん、そして企画・準備・サポート・参加いただいた友部コモンズの関係者の皆さんに感謝したいと思います。もちろん、美味しい”お米”を作りだしてくれた豊かな自然にも感謝ですね。
『四季を感じながら、自然の恵みのありがたさを感じる』、それらを通じて『自分自身も心豊かになる』。そのあたりが本質のように感じました。オーガニックライスジャーニーのイベントは成功だったと思います。来年の米作りは既に始まっています。来年はどんな米作りになるでしょうか。どんな出会いがあるでしょうか。どんな学びがあるのか、また1年後を想像すると、また愉しみが拡がってきます。また情報更新していきます。では。