有機農業を起点とした地域再構築と環境再生の記録 Vol.3
茨城県笠間市のある地域において、”稲作を続けられなくなってしまった農地”(いわゆる耕作放棄地)を再び開墾し、美味しいお米が採れる圃場へと再生するプロジェクトを開始しました。標題の通り、有機農業を起点として地域とのつながりを再構築し、そして周辺の生物を含めた環境再生を目指します。
前回(Vol.1 & Vol.2)までの記録は以下リンクの通りです。2025年の圃場がどのように変化していくかを想像しながら、無理なく少しずつ愉しみながらスタート。この note では、その軌跡として綴っていきます。
2024年12月の週末から開始した活動も、12月に2回(Vol.1参照)、2025年の年始に1回(Vol.2参照)を無事に終えて、2025年1月はさらに2回の活動をしました。(つまり、1月末時点で5回の活動を実施)
前回(1月5日)の続きから、今回は、2日間分(1月19日と1月26日)の記録です。
よく冷え込んだ朝、必要な準備から。
早朝6:00頃に出発し、いつものセイコーマートで軽く朝食(Hot Chefで暖かい🍙をいただきます。)。車の温度計を見ると、氷点下3度…。冷え込みますね。(少し直前の場所では、氷点下4度でした)。
少し休憩した後、オーナーさん宅に到着し、必要な道具を積んでから現場へ向かいます。
分担して作業開始(1月19日(日))
今回、初参加の方もいましたので、お互いの自己紹介と、今までの作業経緯や活動をはじめた背景等を共有し認識合わせをしていきます。もちろん安全に関する注意事項の共有や体調管理等が最優先です。
今回の作業も、人力での草刈りと水路清掃が中心です。下記写真の圃場周囲の草が生い茂っているエリア(以下、勝手ながら我々は”強敵エリア”と呼びます)を集中的に対応していきます。
…しばらく作業を続けていると、どこからとなく周辺から地元の方々が集まってきました。様子を見ていると野焼きを始めるようです。
この日は、市の許可を得て”野焼き”ができる日だったようで、消防の見回りもあり安全に対応できました。我々が年末に刈った草もついでに対応いただきました。地元の方々との会話をしたり、我々の活動についても簡単に説明したりと、ある意味で絶好のタイミングでした。地域再構築が一歩進んだ感覚です(Vol.2の終わりにで触れましたが)。
その後も適宜休憩、水分もしっかり採って作業継続。
続いて1月26日(日)の作業状況、強敵エリアを継続…。
朝から手分けして、黙々と作業を続けていきます。
・・・ということで、第5回目の作業も無事に終え、強敵エリアも、ひと区切りすることができました。
終わりに
この取り組みは、”有機農業を起点として地域とのつながりを再構築し、そして周辺の生物を含めた環境再生”を目指している活動です。
今回の作業中も、散歩で通り過ぎる地域の人との挨拶、野焼きに参加されていた地元の方、我々の様子を見に来てくれた関係者の皆さん、そして地域をまわっている国会議員の方との対話。人とのコミュニケーションが地域とのつながりを再構築し始めています。毎回新たな発見があって学びがあります。周辺の生物の観察もしつつ、次回も続けていきたいと思います。
土壌分析の結果が出てきたら追肥等の計画もしたいですし、企画していきます。次回の記録もお楽しみに。
以下、追伸です。